【企業の協賛金を帰省の交通費に】帰省と地元企業見学バスツアーがセットの「帰省0円バスツアー」を8月に開催、地方企業の人材不足解消を目指す学生の取り組み
報道資料より
新潟大学の学生有志と、新潟大学生が立ち上げたベンチャー企業の合同会社Purpoire」(プルポワール、新潟市西区)が、三条市内の企業の人材不足解消の一手として「帰省0円バスツアー」を企画し、株式会社コスモツーリスト(新潟市西区)と三条市の共催により、8月19日と8月23日に実施することを発表した。昨年に続き、2回目の開催となる。
このバスツアーは、新潟大学の授業で三条地域企業の深刻な人材不足について学んだ学生が、その対策として特にBtoB企業の「認知度向上」が欠かせないと考え、全国他地域の取り組みも参考にして考案したもの。
新潟県外へ進学した同地域周辺出身の学生が夏休みに帰省する機会を活かし、「帰省」と「地元企業見学バスツアー」をセットにすることで、三条地域にゆかりのある多くの学生に、地元の企業を知り、その魅力に触れてもらうことを目的としている。
本ツアーの最大のポイントは、見学先の企業からいただく協賛金を帰省にかかる交通費に充てることで、学生は新潟県外から無理なく参加できる点だ。また、企画した3名の学生の視点で中小製造業の魅力を発信するツアーとなっている。特に首都圏に進学した大学生に、就職活動に向けて地元・三条の企業に触れてもらい、就職の選択肢を広げることを狙っている。