「ようこそ上越市へ」中川幹太市長が議長務める 5県69市の北信越市長会総会始まる
北信越5県69市の市長でつくる北信越市長会(会長二階堂馨新発田市長)の総会が2024年10月10日、新潟県上越市で始まった。同市での開催は1999年以来25年ぶりで、中川幹太上越市長が議長を務め会議を進めている。初日は25議案を分科会に付託したほか、石川県能登地方の豪雨被害に関する緊急決議を行った。総会は11日まで。
《画像:議長を務める中川上越市長》
会場となった同市西城3のデュオ・セレッソには北信越5県69市のうち64市長と随行を含め合計約200人が集まった。
冒頭、石川県能登地方の豪雨災害の犠牲者に全員で黙とうした後、会長の二階堂新発田市長が地震と豪雨災害について触れ「そんな中、国は選挙をやっている場合か。地方を預かるものとして強い憤りを感じる。それも争点は政治と金。今こそ地方が底力と力量を試されている」などとあいさつ。続いて開催市の市長として中川上越市長が登壇し、「ようこそ上越市へ。心から歓迎する」と述べ、上越市の歴史や交通、観光などについて紹介した。
《画像:あいさつに立つ北信越市長会会長の二階堂新発田市長》
初日は、能登地方の豪雨被害への対応を国に求める決議を全会一致で採択した後、各県の市長会がまとめた25の議案が提案され、三つの分科会に付託し、審議した。11日には総会で分科会の審議結果が行われ、採決などが行われる予定。