マンホールカード 「厚木デザイン」の新作登場 鮎まつりなどモチーフに
厚木市のマンホールカードが、国土交通省や下水道関連団体などで構成される「下水道プラットホーム」が企画・監修するマンホールカード第24弾に登場する。モチーフは厚木市公共下水道50周年を記念したデザインコンテスト一般部門の最優秀作品で、昨年の小学生以下部門に続いて作成された。12月22日(日)から、あつぎ郷土博物館で配布を開始する。
マンホールカードは生活の中で使用する下水道への理解・関心を深めててもらうコミュニケーションツールとして2016年4月に第1弾が登場した。現在では700以上の自治体で1000種類以上のカードが作成され人気を博している。
厚木市では、1984年に採用されたもみじ柄のデザインマンホールが2016年の第3弾に登場。厚木市公共下水道事業50周年を記念したマンホールデザインコンテスト・小学生以下部門の最優秀作品が23年の第20弾で配布され、同コンテストの一般部門最優秀となる今作が1年遅れの第24弾で配布されることになった。
第24弾では全国34自治体から37種のカードが発行され、県内からの採用は厚木市のみ。県内ではこれまでに23自治体・38種のカードが発行されている。
40年ぶりに変更
今回のマンホールデザインは、40年ぶりにもみじ柄の旧マンホールと取り換えられる。無色のマンホールは今年10月から市内で設置が進められており、カードに写る実物は12月12日に厚木一番街入口に設置される予定。
カードは12月22日から市内下川入のあつぎ郷土博物館で配布される。午前9時から午後4時30分まで。市河川下水道施設課は「マンホール設置も進んでいるので、カードを受け取った際には、郷土博物館で厚木の魅力も知って欲しい」と話す。
第3弾のもみじ柄は同課窓口、小学生以下最優秀賞の第20弾はアミューあつぎで配布中。