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弾む床で“ふわっ”と浮遊体験!? 待ち時間も退屈しない「ルクセンブルクパビリオン」が超未来的だった【大阪・関西万博】

anna(アンナ)

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2025年4月13日に開幕した「大阪・関西万博」には、158カ国・地域が参加。中でも、万博の象徴「リング」の内側に集まる42のパビリオンは、外観のインパクトと展示内容のユニークさで注目を集めています。

今回訪れたのは、環境先進国・ルクセンブルクのパビリオン。循環型社会をテーマに掲げた、驚きとときめきに満ちた空間をレポートします!

( Index )

循環型社会を意識した建築デザインルクセンブルクのリアルな暮らしを再現巨大な球体ディスプレイにワクワク!床がふわふわ!? 没入型の映像体験食でも魅せる!ルクセンブルクの味覚を堪能閉幕後も日本で生まれ変わる、サステナブルなパビリオン

循環型社会を意識した建築デザイン

テーマは「Doki Doki – ときめくルクセンブルク」。鼓動が「ドキドキ」と脈打つような体験の提供を目指したこのパビリオンは、持続可能な社会に向けたルクセンブルクのビジョンを反映しています。

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パビリオンは膜屋根付きの鉄骨構造で、キューブ型の建物が連なるモダンなデザイン。建材の多くは再利用可能で、閉幕後は大阪府交野市にある旧中学校の跡地へと移築。子ども向けの施設として再生される予定だそう。

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神奈川県の面積が2,416 km²でほぼ同じ国土面積など、豆知識が書かれています。

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入場すると、ルクセンブルクを紹介する映像が出迎えてくれます。

エントランスには、国土面積(2,586km²)や周辺国(フランス、ベルギー、ドイツ)などの豆知識が掲示されており、入館までの待ち時間も退屈しません。

ルクセンブルクのリアルな暮らしを再現

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最初のフロアには、ルクセンブルクで働く8つの職業にフォーカスした展示が並びます。それぞれの小部屋にはディスプレイが設置され、住民たちが日常生活や思いを語る様子を映像で紹介。現地の空気感をリアルに感じられます。

巨大な球体ディスプレイにワクワク!

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2つ目のフロアには、いくつものディスプレイが組み合わされた大きな球体とそこにつながる端末が用意されています。巨大な球体は、近未来的でもあり壮観。

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参加者が関心を持ったテーマのボタンを押すと映像が融合。

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演出が完成するという参加型コンテンツとなっています。

床がふわふわ!? 没入型の映像体験

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3つ目のフロアでは、壁2面・天井・床の全方位に映像を映し出す没入型のシアターが広がります。ドローンで撮影されたルクセンブルクの自然や街並み、人々の生活が、美しく迫力ある映像で体感できます。

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特に注目は床部分。網状の素材でできたハンモックのような構造になっており、ふわりと浮かぶような感覚が味わえます。映像と連動して床がわずかに弾み、まるで空中を旅しているような不思議な気持ちに。

食でも魅せる!ルクセンブルクの味覚を堪能

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3つのフロアを楽しんだ後に現れるのが中庭のようなスペースのレストラン。隣国フランスやドイツの影響を受け、高く評価されているルクセンブルクの料理が味わえます。

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ビールやワインといったアルコールのほか、コーヒーやレモネードなどが楽しめます。

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ハンバーガーやコーンドッグなどのフードメニューもスタンバイ。

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おすすめは、「抹茶ミラベルケーキ」(1,200円)。1年以上前から準備を進め、ルクセンブルクのシェフのレシピをもとに日本で製造。日本とルクセンブルクを融合させた特別なケーキを提供しています。

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「抹茶と(ルクセンブルクではメジャーなフルーツの)ミラベルを組み合わせて、おいしいケーキができ上がりました」とシェフのアラン・ホスタートさん。

閉幕後も日本で生まれ変わる、サステナブルなパビリオン

「ルクセンブルクパビリオン」は、閉幕後もそのまま消えてしまうのではなく、大阪府交野市や「ネスタリゾート神戸」などへ移築・再利用されます。閉幕後も日本に残りますが、まずは今の姿を会期中に体感してみてはいかがでしょうか。とくに、没入型映像フロアの床の感覚は、ぜひ万博会期中に体感してみてください。

EXPO 2025 大阪・関西万博

開催期間:2025年4月13日(日)~10月13日(月)184日間

開場時間:9:00~22:00

開催場所:大阪・夢洲(ゆめしま)

交通:Osaka Metro中央線「夢洲駅」すぐ


※レストランは、パビリオンに入場しないと利用できません。

※レストランは、パビリオンに入場しないと利用できません。
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。

写真・文/高田強

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