頑張りすぎない。つわりは”ちょこちょこ”で乗り切る!
男の子2人と女の子1人の三児を育てている母親で、現在はフリーランスで講師、保育サポートなど、複数の仕事を掛け持ちしているママライターのtaremayuです。
結婚2年目から、基礎体温でタイミングを図るように
24歳で結婚し、初産は27歳の時でした。結婚後は楽器店で経理事務の仕事をしながら、フルート講師もしていました。当時は、夫や同僚、友人たちとコンサートに行ったり旅行に行ったり。夫婦ともにお酒も大好きだったので、飲み会やホームパーティなどもよく開いていました。
そんな気ままな生活を楽しんでいましたが、結婚2年目あたりから、「まだ赤ちゃん、できないの?」と親から心配されるように。それ以来、毎朝基礎体温をつけながらタイミングを計っていました。
熱っぽい、だるい、ふらふらして気分が悪い、妊娠?
基礎体温をつけ始めて12ヶ月目。高温期が続き、「なんだか熱っぽいな、だるいな」と感じるように。肩こりもひどく胸も張っていて、37度の熱があるというのに寒気がして鳥肌になるんです。夫の晩酌にも付き合えくなり、夜の寝酒もやめました。
フルートレッスン中にふらふらして気分が悪くなる、という症状も始まっていたので、生理が遅れて2週間目に産婦人科を受診しました。超音波画像で確認しながら「白っぽいものが見えますね、これが胎児ですよ。うん、妊娠しているのは間違いないな」とお医者様。妊娠5週目でした。
すぐに夫に電話し、仕事先と親にも報告。「不妊では」と心配していた母親は「まぁ!よかったぁ」とそりゃあもう大騒ぎでした。
甘い系ダメ、酢の物系をちょこちょこ食べで乗り切り
妊娠6週目、つわりが本格的に始まりました。ご飯が炊けた匂いにムカムカ。前夜のうちに焼きおにぎりを作っておくと、匂いも気にならず何とかおなかに入りました。
外出先で吐き気に襲われ、トイレに駆け込むことも多かったのですが、実際に吐いてしまうところまではいかずに済んでいました。朝、起き抜けがつらくて、何かちょっと口にすると落ち着くのです。仕事の帰り道もつらく、家にやっとで辿り着いて“ドタッ”と座り込む状態でした。
つわりの時期には、よく食べ物の好みが変わると言いますが、確かにその通り。チョコやケーキなど甘い物が大好きだったのに、一切受付けなくなりました。あんこ類が特にダメで、なぜか後味が酸っぱく感じ、気分が悪くなってしまうのです。
食べたくなったのは酢の物、漬物、果物です。もやし、きゅうり、ハムの酢の物を作って、気分が悪くなるとちょこちょこ食べ。喉越しがよく酸味のあるトコロテン、いなり寿司も食べやすかったです。
母の差し入れ、夫の手伝い、仕事仲間にも支えられて
母がお見舞にたくさんの果物を持ってきてくれて、大感激。グレープフルーツ、夏みかん、バナナ…。気づくと1ヶ月で体重が1㎏も増加! 気分が悪くなると、時間に関係なく食べていたことを反省しつつも、フルタイムで仕事をしていたこともあり、「とにかく乗り切らなくちゃ!」という気持ちでいっぱいでした。
妊娠9週目、食べられるものも徐々に増えていきましたが、匂いに敏感なのは相変わらず。オーデコロンや石鹸の強い香りもダメでした。生ゴミの匂いはもう“最低”。でも、夫が手伝ってくれたので助かりました。
仕事先でも、ちょこちょこ休憩を取らせてもらったり、昼休みに仮眠を取らせてもらったり。優しい同僚にも支えられ、何とか乗り切ることができました。
妊娠12週目、つわりも落ち着き、気持ちに余裕も出てきて、母親教室にも通えるようになりました。少しずつおなかの膨らみも出てきました。空腹だと気持ちが悪くなるタイプのつわりだったので、体重増加は気にせずに過ごしていましたが、「この先はしっかり体重管理しなくちゃ!」と、気を引き締めた私です。長男は妊娠39週目に、体重3350g、身長50cmで誕生しました。
[taremayu*プロフィール]
2男1女、三児の母。夫とは19歳の時に知り合い、24歳で結婚、初産は27歳、一人目妊娠当時は楽器店で経理事務、フルート講師の仕事を掛け持ちしていた。妊娠29週目まで、フルタイムで勤務。現在はフリーランスで講師、保育サポートなどの仕事に携わっている。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。