花粉症の人には切実!大手製紙会社でティッシュペーパーなど紙製品が軒並み値上げへ
2月19日(水)の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、水曜コメンテーター・経済アナリストの森永康平氏と番組パーソナリティの寺島尚正アナウンサーが、製紙会社がティッシュペーパーなどの紙製品を軒並み値上げするというニュースについて意見を交わした。
日本製紙クレシアは5月1日出荷分から、「クリネックス」「スコッティ」ブランドのティッシュペーパーやトイレットペーパーを含むほぼ全ての製品を10%以上値上げすると発表した。物流費や人件費が上昇しているため、価格に反映する。
値上げは2024年4月以来。対象製品はキッチンペーパーや介護用パンツなど100品目以上となる。日本製紙クレシアは「自助努力のみでコスト上昇分を吸収することは困難」と説明している。
製紙業界では値上げの動きが相次いでおり、「エリエール」ブランドを展開する大王製紙も、4月納品分からティッシュペーパーなどの家庭用紙製品を10%値上げすると発表している。
寺島尚正アナ「紙も値上げなんですねえ」
森永康平「このティッシュの値上げっていうのはねえ、なかなかキツくて。ちょうど花粉が今、飛び始めているじゃないですか。花粉の季節になるともう、ティッシュを1日1箱使っちゃうんじゃないかぐらい使いますから。クレシアは5月1日出荷分からってことですから、まあ花粉症の季節はちょうど終わってるぐらいなのかも知れませんけど、いや私もねえ、ちょっと今年の花粉は相性が悪い気がするんですよねえ」
寺島「あっ!今年は東京に限ってはまあまあ平年並みとか1.2倍とか、そのぐらいの程度ですけど」
森永「なんかちょっと早い段階から、テレビで花粉がどうのこうのみたいな話が出る前あたりから、ちょっと心なしか目が痒かったり鼻がムズムズするから、『ちょっとこれ、もう来てんじゃないの?』って思ってたんですよね。そしたらやっぱりニュースで『ちょっと早めから飛んでるかも知れません』って」
寺島「1月8日あたりから飛んでたなんてことをいわれてます。私も2回ほど目が痒くて。『うわ、これ来たかな?まさかな?』なんて思ったらやっぱり来てたんですよね。まあ、その場所その場所で飛ぶ時と、具合にもよりますものね。これ気を付けておかなきゃ……その時に紙の値上げだと。やっぱ高いっていう感覚になるとね、ティッシュ、それまではもう気持ち良くパッパッパッパパッパッパッパ使ってるのが、『これ高いから』なんていうと、何か気分まであまりよろしく無くなっちゃうんですよねえ」
森永「かといって使い過ぎると、今度は鼻が切れるというかね。花粉症酷い季節とかってもう、鼻は痛いし、目も掻きすぎて腫れぼったくなって赤くなるし、もう最悪ですよ」
寺島「特に夜中ですよね。無意識に目とか掻いちゃって、朝起きるとヒリヒリして」
森永「子供の頃は寝てる時掻き過ぎちゃって、目ヤニが出て眼科に行った記憶がありますね。
春になると桜とか、今僕の家のまわりは梅とかも咲いてて。そういうのを見る分には『綺麗だな』って思いますけど、一方で花粉症の苦しさを感じると、複雑な気持ちになるんですよね。花とかは綺麗だなって思えるけど、『花粉テメーこの野郎』みたいな(笑)。『何してんだ』と。『痒いだろ、飛ぶな』と(笑)」