神戸市営地下鉄の「和式トイレ」がなくなり、全部「洋式トイレ」になるみたい
「駅から神戸をよくしよう。」をコンセプトに、神戸市営地下鉄の沿線の価値やブランド力強化を目指すキャンペーンの一環で、和式トイレが一掃されます。
キャンペーンの第一弾では、「駅を丸洗い」をキャッチフレーズに、駅の壁や床、天井を10カ月にわたり大掃除した動画などでアピールしてきたこのキャンペーン。
第2弾として「トイレこそキレイに」を2024年7月から始めてます。
内容は大きく3つ、トイレの「リニューアル」「清掃の強化」「洋式化」が挙げられてます。
駅のトイレリニューアルは、三宮駅・名谷駅・西神中央駅から行われ、「温水洗浄便座」や「洗面台」「内装」「照明設備」などを新しくしていくそう。
清掃は、駅ごとの使用頻度に応じて「1日の清掃回数」を増やして、深夜時間帯にも、床面や壁面、便器全体を徹底的に清掃するそうです。大変そうですね。
中でも注目は、これまで各駅に「1か所」残してあった個室の和式トイレをすべて「洋式化」する点。
2022年12月に行われた公共施設の和式トイレについての市の「ネットモニター」アンケート調査では、「便座に座るのに抵抗がある」などの理由で「和式トイレがあった方がよい」と20.8%が答えたそうですが、清掃がやりにくく、障害者や高齢者にとって使いにくい「インバウンドの増加を見据えて」などの理由もあり、地下鉄では思い切ってなくすという判断になったみたい。
きれいになるのは嬉しいですが、和式じゃないと…という人にとっては大きな変化になりますね。