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“府中至上主義”!?多摩人・サッシャさん(府中市出身)登場!

TBSラジオ

東京の多摩地域にお住まいの方、出身の方もそれ以外の方にも一緒に多摩を盛り上げていただきたい番組。
MCは土屋礼央さん(国分寺市出身)&林家つる子さん(八王子市の大学出身)。

今週は、ラジオパーソナリティのサッシャさん(府中市出身)。土屋礼央は同学年のサッシャさんに対して憧れていて、そこからのパロディが“ツッチャ”。ドイツ出身で日本に移住してきたサッシャさんにはとって、“独自の多摩論”を展開!

“府中至上主義”!?多摩人・サッシャさん(府中市出身)登場!

土屋礼央が“同い年で一番尊敬している”サッシャさん!

土屋:さっそくゲストのご紹介です、ラジオパーソナリティのサッシャさんです!

サッシャさん:どうもー!初めまして!ていうか、いつもネタにしてもらってありがとうございます!“ツッチャ”でーす(笑)。

つる子:(笑)。

土屋:“ツッチャ”は私でございます(笑)。

サッシャさん:サッシャでございます!どうも!「サマソニ」の時、“タマソニ”、ありがとうございます(笑)。

つる子:(笑)。

土屋:こっちは全パクリですから(笑)。

サッシャさん:SNSの「X」のフォロワーからチクリが入るんですよ、<イジってる!>って(笑)。急いでラジコのタイムフリーで戻して。(あ、やってる!)と思って(笑)。

土屋:笑顔で絡んでくれるから、嬉しいなと思って。こっちとしては大リスペクトでやらせてもらっているんで。

サッシャさん:言い過ぎですよ。同い年で一番尊敬してるとかやめてくださいよ。いっぱいいるでしょ、他にも。

土屋:いやいや。どれだけ仕事してるんだって話よ。その一つ一つのクオリティが高いんですよ!

サッシャさん:いえいえ。そんなことないですよ。偶然です。

土屋:気象予報士の資格も取って・・・

サッシャさん:取ってないよ!落ちたんだから!スタジオに来る前も勉強してたんだから。

土屋:いつ寝ているんだって話よ。

サッシャさん:夜だよ(笑)!

土屋のサッシャさん褒めが止まらない!

土屋:そんなサッシャさんがご存知ないという方もいるかもしれないので。つる子さん、サッシャのさんのプロフィール紹介、お願いします。

つる子:(笑)。サッシャさんは、ドイツ・フランクフルトのご出身で、ドイツ人のお父様、日本人のお母様の間にドイツで生まれ、小学4年生の時に日本に移住。J-WAVEや金曜ロードショーのナビゲーターの他、スポーツ実況アナウンサーとしてもモーターースポーツ、自転車レース、サッカーなど担当されています。

サッシャさん:いいんですね、J-WAVEって言って(笑)。

土屋:それは全然ですよ!

サッシャさん:ありがとうございます!

土屋:それは全然ですよ!(サッシャさんのマネで)「ステップワン~」

サッシャさん:番組名まで言っちゃったよ(笑)。ありがとうございます!

土屋:サッシャさんは経済とかビジネスのお話も上手なのよ!ほんと、聴きやすい!

サッシャさん:いいんですか、他局に誘導するようなこと言っちゃって(笑)。

土屋:いやいや。お互い、持ちつ持たれつですから。私、同い年から。

サッシャさん:76会ですね。

土屋「サッシャは多摩感を出していない!」サッシャさん「F1の実況で多摩感を!?」

土屋:多摩のことを伺いたいんですけど、まずはご出身はフランクフルト生まれ?

サッシャさん:うん、郊外で生まれましたね。イメージとしては、(千葉県の)舞浜だけど、東京都と言ってる感じ。

土屋:はいはい(笑)。東京ディズニーランド。フランクフルトといえば、みんなの共通認識だから。

サッシャさん:(リュッセルスハイム出身です)って言ってもわからないでしょ。

土屋:まあでも、多摩地域の人間からすると、それを理解したいな、と。

サッシャさん:そうですよね。フランクフルトのベッドタウンです。

つる子:多摩的な(笑)。

サッシャさん:フランクフルトのベッドタウン多摩(笑)。

土屋:フランクフルトには何歳まで居たの?

サッシャさん:小学3年生までいて、4年生から日本です。

土屋:で、どこに住まわれたんですか?

サッシャさん:「府中市」です!

土屋:きた!F1の実況でそんなに“多摩感”を出さないから。

サッシャさん:なんでよ!?F1で<どうも、実況は多摩出身のサッシャです!>って言うか!?他の実況の人も<どうも、富山県出身の◯◯です>って!

つる子:(笑)。

土屋:でもそこは、多摩人としてはそこを出してほしい。

サッシャさん:そうなの!?<どうも、武蔵野の森のサッシャです!>って言うか!?<アルデンヌの森がまるで武蔵野の森のようですね!>って、言う!?いちいち多摩感を出して!?

土屋:多摩感を出してなかったから、不安だったから。

サッシャさん(府中市出身)「多摩は・・・府中市についてくればいい!」

土屋:日本に来て多摩のイメージってあったんですか?

サッシャさん:あまり無かったですね。ぼく、日本語をドラえもんで覚えたんですよ。マンガを全部読んで。もちろん、日本人学校にも通っていたんだけど。僕の中での日本のイメージは、ドラえもんの“空き地の土管”なんですよ。

土屋:あ~、あれが日本の原風景なんだ。

サッシャさん:だから、日本に来て、(土管なんてどこにもないじゃん!)って。まあ当時、「府中市」は空き地がありましたけどね。空き地はあったけど土管は無かったので。80年代でも無かったので、(あれ、思ってたより都会!?)という。

土屋:特に「府中市」は税収も良いから。

サッシャさん:毎回その話をしてるでしょ(笑)。

土屋:僕は「国分寺市」出身だから、隣の「府中市」が羨ましかった!お母さんが府中市出身?

サッシャさん:そうです。最初、祖父母の家に引っ越してきて。

土屋:やっぱり、「府中市」は税収は良いなって感じは・・・

サッシャさん:え、なに!?あ、はい(笑)。今は無いんですけど、「府中市」には“ゴミ箱”があったんですよ、「府中市」だけの。

土屋:あった!

サッシャさん:緑色の燃えるゴミのゴミ箱と、オレンジ色の燃えないゴミのゴミ箱。いつでもゴミを捨てられるんですよ。普通は今何曜日にそれぞれ出せるゴミが決まってるじゃないですか。そうじゃなくて、いつでも捨てられたんですよ。

つる子:「府中市」だけは?

土屋:「府中市」は税収があるからね。だから、「府中市」は常に街がキレイに保たれているの。

サッシャさん:道路も感じましたね!市の境目で、他の市に入った瞬間、舗装がわかる。

つる子:(笑)。

土屋:明らかに。タイヤからの音が違ってる。

サッシャさん:(笑)。

土屋:よく県道でも変わるよ。予算の違いみたいなことがね。

サッシャさん:(笑)。だから、「府中市」は道がキレイだなと思いましたよ。

土屋:「府中市民」に、(オレらは多摩地域の人間だ)という意識は無いでしょ!?

サッシャさん:まあ“国府”ですから。わかります?“府中市”は武蔵国の国府なので、「府中」なんですよ。中心ですから。あとは皆さん、私たちについてきてください。

つる子:(笑)。

土屋:そうなのよ。だからこの番組は、それぞれの地域では盛り上がっているけど、多摩のつながりが希薄だなと思っているので・・・

サッシャさん:いやいや!そんなことはない!みんな、「府中市」についてくればいいだけのことだから。

つる子:(笑)。

土屋:ほらきた。フェラーリとレッドブルの発言だよ!

サッシャさん:考えてみてください、毎年ゴールデンウィークに「府中市」の「大国魂神社」でやっている「くらやみ祭り」。あれは、武蔵国の各神様が神輿で来て、お互い戦って、五穀豊穣を願うお祭りですから。

土屋:はい。

サッシャさん:今でいう埼玉県も入るけど、神様がみんな、「府中市」に集まってくるの!つまり、「府中市」について来い!

つる子:(笑)。

土屋:「八王子市」の人間と同じことを言ってる!

つる子:(笑)。

サッシャさん:「八王子市」なんて、人口が多いだけじゃん!

土屋:もう明治維新の薩長に近い!

サッシャさん:「八王子市」は50万人もいるから多く見せているけど、「府中市」は24万人くらいでも頑張っているんだから!

土屋:そうなんですよ。「立川」や「吉祥寺」もあってということで、こん番組は、その人たちが手を取り合うための“坂本龍馬のような番組”をやりたいんですよ!

サッシャさん:なるほどね!薩長の間に立つ、と。土佐藩だ!

土屋:そう!我々は土佐藩として!だから府中フェスとかやっちゃダメ!多摩フェス=“タマソニ”なんですよ!

サッシャさん:いやいや違うんですよ。みんな「府中市」の下についてくればいいんですよ。「府中市」の傘の元に。

土屋:たしかに、多摩に対してそういう気持ちがあるのはわかったんですが、「府中市」の人間として23区に対してはどうですか?

サッシャさん:東京だと思うなよっ!

つる子:(笑)。

土屋:ここまで強気な人は初めてですよ!僕なんか23区に対して劣等感しか無かったから。

サッシャさん:え、劣等感なんてあります!?だって、全部、多摩地域で揃うじゃないですか!

土屋:さすが。新幹線の切符で行けるのは西荻窪までなんですよ、同じ東京都民なのに。

サッシャさん:いいんですよ!そんなもん、「南武線」に乗って川崎に行って、横浜に行って新横浜で新幹線に乗ればいいんだから!そんなの品川まで行かなきゃいい話で!

土屋:そうだよ、23区を使わなくても生きていける!

サッシャさん:そうですよ!東北新幹線で行く時は大宮まで行けばいいんだから!

土屋:その方が新宿に行くより早いという(笑)。

つる子:え?堂々としていればよかったんだ。

サッシャさん:多摩地域って、ほんとになんでも揃うじゃないですか。だから、23区に出る必要性ってそんなに無いじゃないですか。

サッシャさんの多摩=都会論のルーツは・・・西村知美さん!?

土屋:23区への劣等感が無いのは初めてのパターン。

サッシャさん:みんなあるんですか!?

土屋:うーん、つい“都内”って言ってしまうとか。

サッシャさん:昔は多摩地域を都下って言ってましたよね。

土屋:僕は、<都下は大江戸線だろ!>とずっと言ってるんですけどね。

サッシャさん:ほんとだよね、都の下だから。

土屋:じゃあ、23区に関しては今も劣等感が無く・・・?

サッシャさん:僕が生まれたドイツって、めちゃくちゃ田舎なんですよ。フランクフルトは皆さんが知ってる街ですよね、空港もあって。

つる子:はい。

サッシャさん:フランクフルトの人口って知ってますか?50万人くらいしかいないんですよ。「八王子市」くらいしかいないんですよ。ドイツって、首都ベルリンでも人口は300万人くらいしかいないんですよ。東京は1300万人でしょ。だから、ドイツって田舎なんですよ。

土屋:そうか。

サッシャさん:だから僕にとって、「府中市」でもむちゃくちゃ都会なんですよ。

土屋:へえ。

サッシャさん:子供の頃の思い出で、小学4年生の時に日本に来て、よく遊びに行っていたのが、「多摩市」にある「聖蹟桜ヶ丘駅」にある「京王デパート」。当時、デビューしたばかりのアイドルがデパートでイベントやる乗ってあったじゃない。

土屋:はいはい。

サッシャさん:ドイツで芸能人なんて見たことが無いから、<芸能人が来る!>というので行って。その時来ていたアイドルが、西村知美さん!そのままファンクラブに入る、という(笑)。

つる子:早い(笑)。

サッシャさん:なぜすぐファンクラブに入ったかというと、その場で一緒にポラロイドで写真が撮れたんですよ!芸能人と写真なんか撮ったことが無いから!そのくらい僕にとっては多摩地域は都会なんですよ!だからドイツから来ると、すごい都会なんですよ!

土屋:なるほど、そういうことか!すごい合点がいった!そういうことか。

サッシャさん:だから、23区なんて建物が多すぎてよくわかんない。

土屋:僕は視野が狭すぎた!東京の中で見てたから。地球規模で考えたら・・・

サッシャさん:多摩なんて、どこかの国にいったら首都だよ!国を変えたら首都(笑)!

つる子:(笑)。

土屋:そうだよね(笑)。

サッシャさん:その時は「府中市」を首都にさせてね(笑)。

土屋:多摩が独立した場合、ここからは調整が(笑)。でも、MCとしてはサッシャが抜群だから、多摩県の場合は。

サッシャさん:そうですか、MCになっていいですか(笑)。

土屋の“サッシャ・マニア”っぷりを披露!

土屋:なんでこんなに、全部のことに喋れるんですか??

サッシャさん:いやいや、喋れることしか喋ってないからですよ。不得意なところはやらない。

土屋:サマソニもそうだし、F1を見ているとセレブが見に来るのよ。その解説も、サッシャはするっと出るのよ。これだけ忙しいと付け焼き刃的にやっているのかなと思うと、ちゃんとバックボーンまでしっかり喋れるのが素晴らしいなと思って!

サッシャさん:いやー、良い番組ですね(笑)。肩揉みされながら喋ってるみたいな気持ちになってきました(笑)。

土屋:サッシャの時間の使い方を多摩人として学びたいのよ。

サッシャさん:F1に関しては、日本で放送されるよりも前に、ドイツにいた時からずっと見ていたから。単純に蓄積があるので勉強してないんですよ。今さら勉強する必要が無いじゃないですか。

土屋:あー、なるほど。

サッシャさん:で、芸能人に関してはラジオをやっていて、音楽や映画の仕事もあるので知ってるじゃないですか。だから単純に勉強してないんです。

つる子:えー、そうですか!

土屋:F1以外のモータースポーツの実況やって、東京に戻ってF1をやって、その日の朝に自転車レースの実況もやって。付け焼き刃だと思っていたら、ちゃんとした情報なのよ!すごい。

サッシャさん:ラクダのコブみたいなものですよ。溜まったものをなんとか切り崩しながら。

土屋:祝日の朝起きて、クルマに乗ってラジオをつけたら“ホリデースペシャル”で喋ってるのよ!

サッシャさん:(笑)。

土屋:祝日帯番組をやっている人がホリスペの仕事を受けなくても!と思うわけ!せっかく休めるのに。仕事のオファーは何割くらい断っているの?

サッシャさん:スケジュールが被らなければ断らないですよ。

土屋:すげー。

サッシャさん:我々フリーランスじゃないですか。求められるってありがたくないですか!?極論ですけど、この業界って誰でもいいわけじゃないですか!?その中でも声をかけて頂けるなんてありがたき幸せじゃないですか。

土屋:すげー。NHKのラジオもやってたんだよ、どこまでOKを出すんだと思って。ご家族が心配。

サッシャさん:妻がよく出来ているんですよ。

土屋:すげー。睡眠時間はどれだけなんですか?

サッシャさん:けっこう寝てますよ。6時間くらい。僕は寝ないとダメなタイプ。だからドラマは寝落ちしているパターン。「地面師たち」の3話なんて4回くらい見た(笑)。

つる子:(笑)。

サッシャさん:朝起きると、(あ、終わってる、、、)と(笑)。どこまで見たかなって3話を戻すじゃない。30分くらいしたら、<オレ、ここ見た!>と気づくわけ。で、そのうちまた寝落ちするわけ。また翌日に3話を見て。で、また<ここ見たわー!>って。

土屋:一つ、マニアックな質問を! DAZNの「Wednesday F1 Time」の最後の締め方があっさりなのは、ドイツ流なんですか?サッシャの全部の番組でそう。<サヨナラ!>も<バイバイ>もあっさりで。

サッシャさん:それは僕の性格が淡白だからじゃないですか(笑)。

土屋:オレ、あれをたまにマネてるの(笑)。

サッシャさん:配信番組だと視聴者はすぐ切るじゃない!?だからダラダラやる意味がないなって。

土屋:あと、サッシャは気象予報士の勉強しているから、天気のことを言いたがっている感じがして(笑)。うちの夫婦で見てみて、<あ、今サッシャ、天気のことを言いたがってる!>って(笑)。

サッシャさん:そりゃ、そうよ(笑)!生かしていかないと。言いながら勉強しているの。

来週は、サッシャさんと多摩の妄想トーク!

土屋:もう、お時間!来週は、多摩と、サッシャが一番の得意分野が融合した“妄想”について、色々と伺っていきたいなと。

サッシャさん:ええ、いいんですか!来週も来ていいんですか!?

土屋:なんなら8週くらいやりたいですよ!ジブリ映画の声優のことも聞きたいもん!

サッシャさん:「風立ちぬ」ね。ありがとうございます。

つる子:詳し過ぎる(笑)。

土屋:オレ、“サッシャマニア”だから!

サッシャさん:「風立ちぬ」ね。僕のウィキペディアを書いてもらっていい(笑)?

土屋:ということでサッシャ・・・、バイバイ。

サッシャさん:あ、こういう風に聞こえるんだ(笑)。

(TBSラジオ『東京042~多摩もりあげ宣言~』より抜粋)

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