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『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ハン・ソロ&チューイ登場の予告編解禁から丸10年が経過

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2015年公開『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で、ハン・ソロとチューバッカが再登場を果たした公式予告編映像第2弾の世界解禁から、本日2025年4月17日をもってちょうど10年を迎えた。10年前……あの時の興奮にもう一度思いを馳せようじゃないか。

この予告編映像では、まず砂漠の惑星ジャクーで砂上に沈没した旧帝国軍スター・デストロイヤーの残骸が映し出され、ファンに時代の変化を感じさせた。「僕の家族はフォースが強い。父もそうであり、僕もそうであり、妹もそう。君にも宿っている」というルーク・スカイウォーカーの声とともに、ダース・ベイダーの朽ちたヘルメットや、焼ける風景を見つめるR2-D2、そしてルークのライトセーバーが手渡される意味深なカットが続き、ファンの考察を掻き立てた。

まだ知らない新たな英雄たち(ポー・ダメロン、レイ、フィン)や、十時型ライトセーバーを握る「新世代のダース・ベイダー」と目されたカイロ・レン、Apple製品のようにスタイリッシュに蘇ったトルーパーらファースト・オーダー、メタリックに輝く強そうなキャプテン・ファズマに、愛らしいBB-8……。新しい時代への期待が一気に高まったところで、懐かしい声が聞こえる。

「チューイ、帰って来たぞ……」。ミレニアム・ファルコン号船内に姿を表したのは、白髪となったハン・ソロと相棒チューバッカ。ハリソン・フォード再演による、かつてと変わらない姿にファンは歓喜した。

年末に『フォースの覚醒』公開を控えていた2015年は、文字通り「スター・ウォーズ・イヤー」だった。日本でも各地で『スター・ウォーズ』にちなんだイベントや商品が登場した。

あれから丸10年……。2025年の今週末(4月18〜20日)は「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」を控え、同じく「スター・ウォーズ・イヤー」として盛り上がりを見せている。

確かに『フォースの覚醒』以降、銀河にはいろいろとあった。ハン・ソロが死亡するとは、この予告編第2弾で興奮していた頃には、誰も予想だにしなかっただろう。新サーガが進むにつれて、激しい賛否両論の渦中にフォースが乱されるとは、まさか思いもしなかっただろう。

それでも今、新しい「スター・ウォーズ・イヤー」として、10年前のようにシリーズを楽しめるのは素晴らしいことだ。2026年には新作映画『マンダロリアン&グローグー』もやってくる。これからも二つの太陽を見つめて。

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