【パ天王山】最多勝の日本ハム伊藤大海と防御率1位のソフトバンク・モイネロが今季6度目の投げ合い
13勝6敗、防御率2.51の伊藤
日本ハム伊藤大海が9日のソフトバンク戦(エスコンフィールド)に先発する。今季は22試合に登板し、12球団最多の13勝(6敗)、防御率2.51をマーク。4差で追う首位・日本ハムを相手に絶対に勝たなければならない一戦だ。
ソフトバンク戦は6試合で2勝3敗、防御率2.49。黒星が先行しているものの、8月10日は8回4安打11奪三振1失点(敗戦投手)、同24日は9回7安打11奪三振無失点(勝ち負けつかず)と直近2試合は好投している。
相手先発のモイネロとは今季6度目の投げ合い。パ・リーグトップの防御率1.08を誇る左腕と対等に渡り合えるのは伊藤しかいないだろう。
勝てば最多勝に輝いた昨季に並ぶ自己最多タイの14勝目。イコール、チームが3差に接近することを意味する。逆転優勝へ、エースの意地の力投が期待される。
10勝2敗、防御率1.08のモイネロ
一方、ソフトバンクの先発リバン・モイネロは21試合に登板して10勝2敗、防御率1.08。7月29日の日本ハム戦2回から8月24日の日本ハム戦8回まで29イニング連続無失点をマークするなど抜群の安定感を誇っている。
日本ハム戦は7試合で4勝無敗、防御率0.87、奪三振率8.13、被本塁打わずか1本。優勝を争う日本ハム打線の前に何度も立ちはだかってきた。
今日も勝てば日本ハムに5差をつけることになり、チームとしても大きなアドバンテージとなる。逆に敗れれば優勝争いは緊迫感を増す運命の一戦。手に汗握る投手戦が期待できそうだ。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
楽天・岸孝之-西武・今井達也(楽天モバイル)
ロッテ・石川柊太-オリックス・宮城大弥(ZOZOマリン)
【セ・リーグ】
巨人・戸郷翔征-広島・床田寛樹(東京ドーム)
ヤクルト・奥川恭伸-中日・松木平優太(神宮)
阪神・村上頌樹-DeNA・A.ケイ(甲子園)
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記事:SPAIA編集部