【牛乳 × カレー】日本一うまい牛乳こと『白バラ牛乳』のカレーが知らん間に登場してた!! 白バラファンは必食!!
日本一うまい飲み物として知られる『白バラコーヒー』だが、そもそも白バラコーヒーは『白バラ牛乳』の派生商品である。白バラ牛乳は鳥取の老舗『大山乳業』の主力商品で、鳥取県民は白バラ牛乳で育ったと言っても過言では無い、というか白バラ牛乳で育っている。詳しくは以前の記事をご参照ください。
そんな白バラ牛乳は、都内でも意識高い系のスーパーとかで簡単に入手できるので、ちょっと高いけどぜひ飲んでみてほしいと思う。それはそうと……
先日鳥取へ帰省した際、『白バラ牛乳で作ったカレールウ』が鳥取みやげとして売られているのを見つけた。カレールウに牛乳が使用されているイメージは無かったが、さぞかし白バラみに溢れたカレーなのだろうな?
・シチューもあるよ!
白バラ牛乳カレールウは通販でも購入可能。気になった人は鳥取へ行かずともゲットできるので安心してください。
こちらが『白バラ牛乳使用 牛乳屋さんのおいしいクリーミーカレールウ』。鳥取での購入価格は387円(税込)。
ちなみに『クリームシチュールウ』と『トマトシチュールウ』もある。まぁ「シチュー × 牛乳」はごく普通なので、今回はカレーを作っていきますね。
材料は肉、玉ねぎ、じゃがいも、にんじん。至極普通のカレーの材料である。なお牛乳は必要ない模様。
・至極普通のカレー作り
粉末状のカレールウは強烈な “黄色いカレー” の匂いを放っていた。「実家のカレー」とか「蕎麦屋のカレー」とか、そういう類のヤツだ。決して洋食屋ではない。
今のところ牛乳の存在感は皆無である。
油で肉と野菜を炒め、水を加えて煮込む。
いったん火を止めルウを溶かし、再び弱火で煮込む。よくあるカレーの作り方と完全に一致。
とろみがついたら完成だ。おいしそう。
・“白バラ要素” とは?
まだ白バラ要素が感じられない白バラカレー。
そもそも “白バラ要素” とは何なのか? よく分からなくなってきたので、まず白バラ牛乳を飲もう。
あぁ……しみじみとうまい。一般的に「いい牛乳」とされる牛乳はむやみに濃厚であるケースが多い中、白バラ牛乳は濃厚すぎない、乳臭くない。ゴクゴク飲めるけど牛乳の味わいはしっかり保ってる。自分が鳥取出身だから言うわけではなく、マジ日本一おいしいと思う。最悪カレールウを買わなかったとしても、白バラ牛乳は絶対に飲んでみてください!!!
テンション上がり切ったところで、白バラカレー実食といこう!!!
どこが白バラなのかサッパリ分からん。
が、かなりウマい!!! できたてなのに “1晩寝かせたカレー” くらいの風格だ。カレールウの好みは人それぞれだが、少なくとも『バーモント』『こくまろ』といったカレールウ界のエースたちと肩を並べるレベルでは、確実に、ある。
特徴としては味が濃いめなこと、とろみが強めなこと、若干 “粉っぽさ” があることだろうか。そのへんは好みによるが、中には「カレールウの中でこれが一番好き」となる人もいるはずなので、家カレー好きなら試してみる価値はあると思う。辛さは「甘口以上、中辛未満」程度。お子さんも安心!
ただし白バラ要素は結局1ミリも感じられなかったから注意な!
ただでさえ一晩寝かせたポテンシャルを持つ白バラカレーを一晩寝かすと、それはもう2晩寝かせたウマさだった。白バラ要素の件は一旦おいといて、必食!
参考リンク:大山乳業農業協同組合
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.