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【中森明菜 Best Performance on NHK】アイドルポップスを超越した大人の歌謡曲!

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1986年09月25日 中森明菜のシングル「Fin」発売日

1983年から1986年にかけて、中森明菜のパフォーマンス


NHKでの中森明菜のパフォーマンス、秋〜冬編の第2弾となる11月15日には『レッツゴーヤング』を中心に、1983年から1986年にかけての映像である次の6作品の配信が始まった。

▶︎ 禁区
『レッツゴーヤング』1983/11/6放送

▶︎ ​​セカンド・ラブ
『レッツゴーヤング』1983/11/6放送

▶︎ 禁区
『レッツゴーヤング』1983/11/13放送

▶︎ 十戒 (1984)
『レッツゴーヤング』1984/11/4放送

▶︎ 赤い鳥逃げた
『レッツゴーヤング』1985/11/17放送

▶︎ Fin
『ヤングスタジオ101』1986/11/16放送

自身の最大売上げを記録している「セカンド・ラブ」のパーフェクトな歌唱


1983年はまだデビュー2年目ながら、8月に4枚目のアルバム『NEW AKINA エトランゼ』、9月には6枚目のシングル「禁区」をリリースしてスター街道を驀進していた頃。まずはその「禁区」から。

1983年11月6日放送の『レッツゴーヤング』、中森明菜のイメージが最も強いアップヘアで、黒地にモスグリーンが映える可愛らしい衣装で歌われる「禁区」。この時点で何度くらい歌番組で歌われていたのだろうか。しっかりと正面を見据え、歌唱も振付も隙がない。細野晴臣が作曲し、萩田光雄と共にアレンジを施したこの曲は終始なかなかにリズムが取り辛い難曲と思われるが、なんなく歌いこなす様は流石である。

同日の放送では黒いワンピースに着替えて、3枚目のシングルだった「セカンド・ラブ」も歌われた。これより1年前、1982年11月10日に出された作品だったので季節感もちょうど。自身の最大売上げを記録しているシングル曲でパーフェクトな歌唱を聴かせる。余裕もあったのか、歌終わりには無邪気な笑顔もたっぷり見せた上に、最後に無音の “どうもありがとうございました” まで。演歌歌手以外でこのパフォーマンスが似合う歌手は中森明菜をおいて他にいない。

レイヤードのロングヘアがまた女王感を醸し出している「十戒(1984)」


続く1983年11月13日の放送も「禁区」だ。僅か1週間後の放送だが、歌唱レベルはさらに上がったように見受けられる。NHKホールでの公開番組のためセット展開には限りがあるが、ネオン管が並べられ照明効果を活かしたセットをバックに華麗に歌われた。秋から初冬にかけての季節に相応しい白と黒のコントラストで、大きめのドット柄があしらわれた衣装がよく似合っている。売野雅勇による歌詞は、やはりラストの「♪それはちょっとできない 相談ね」が肝。冷淡に突き放されて終わるのがよいのだ。

それから1年後の1984年11月4日の『レッツゴーヤング』。新曲「飾りじゃないのよ涙は」のリリース直前ではあったが、夏から秋にかけてヒットした「十戒(1984)」が歌われた。バンドブースの上、舞台の一番奥から階段を降りて登場。胸元に十字のアクセサリーが付けられたお馴染みの黒ワンピ。「十戒(1984)」は正にこの衣装のイメージしかないといえる。この日のラストナンバーだったらしく、トリの風格が漂う。レイヤードのロングヘアがまた女王感を醸し出している。

「ミ・アモーレ」のラテンバージョン「赤い鳥逃げた」


さらに1年後、1985年11月17日放送の『レッツゴーヤング』で歌われた「赤い鳥逃げた」。スクールメイツの若手層だったヤングメイツをバックに歌われる。ボリューミーな髪が印象的。衣装も髪型もフランクな感じがアピールされたのは、同メロディーで歌詞違いの「ミ・アモーレ」との差別化であっただろうか。心地よい同曲のラテン・ヴァージョン。いずれも康珍化の作詞、松岡直也の作曲・編曲によるものだった。

今回のラストは文字通りの「Fin」になる。1986年9月にリリースされた通算16枚目のシングル。松本一起作詞、佐藤健作曲による「Fin」は、もはやアイドルポップスを超越した大人の歌謡曲である。12年間続いた『レッツゴーヤング』が1986年4月に終了した後、後継番組として、毎週日曜18時から放送していた『ヤングスタジオ101』での歌唱が堪能出来る。

それまでのNHKホールでの収録ではなく、かつての音楽番組『ステージ101』(1970年〜)以来12年ぶりにNHKの “CT-101スタジオ” での収録を中心に構成された番組であったため、凝ったセットが組まれることもあった。この時の中森明菜はハットを被り、金色に輝くストールを纏って優雅に歌っている。そして翌12月には『第28回日本レコード大賞』で「DESIRE -情熱-」を歌い、2年連続となる大賞を受賞してこの年を締め括っている。

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