2025年2月20日オープン ベイシス京都
河原町七条エリアに一風変わったフレンチ居酒屋がオープン。カウンターで食べるコース料理は食材にこだわっていて、フレンチに縛られない創作性の高い内容です。
場所は京都タワーから歩いて約6分。高倉通り七条を下がるとあります。 「めし」と書いた大きな提灯が目印です。
店内はカウンターが6席。青いタイルが印象的です。
《メニュー》
・シェフのおまかせつまみ 3品 2200円
・シェフのとっておきコース 7品〜 12000円
・炙りアオリイカと焼きナス 和の香草風味 1200円
・丹波黒鶏手羽先の唐揚げ(2本) 800円
・穴道湖産しじみ ひとくちラーメン 850円
今回はシェフのお任せミニコース 4品 3900円をご紹介します。この日は仕入れの関係で1品多く提供されました。
カプレーゼ
静岡•掛川のトマト「大地の赤」と小笠原のミニトマトはかき氷ほど甘く、シンプルな見た目からは想像できない旨みを感じる逸品です。ブッファラというモッツァレラチーズは酸味のないヨーグルトのようで、ふにんとした食感が特徴です。
3種エビの瞬間紹興酒漬け
朝は生きていたというガス海老、北海道産のシマボタンエビ、甘エビの3種類を一匹ずつ使っています。紹興酒とマゼラ酒で作ったタレに、花穂紫蘇を自分でほぐして散らしたら、1番下の海老から順番に食べます。食べる時は尻尾から頭にかけて吸い込むように食べることで、海老だけでなくタレの良さを一度に味わえます。
ベイシスの茶碗蒸し
丹後の赤たまごを使った茶碗蒸しはスプーンを差し込むとオレンジ色。上には24ヶ月熟成させたパルミジャーノレッジャーノと香住蟹、奥底からはブッファラチーズ。様々な食感と味わいが交差しています。
高知県産金目鯛のバプール
刺身でも食べることのできる金目鯛を昆布で〆て、まつもと酒造の日本酒まつもとに漬けて蒸してあります。半生状態で、天草の新物アオサノリと相まり、海にいるような気持ちになります。
本鮪の漬け仕立て
写真は+1000円の大間の雲丹をトッピングしたものです。 養殖と天然のマグロの食べ比べを味わいます。「いい素材をあえて漬けで食べてみて欲しい」と言うシェフ。 漬けタレはサッパリしているにも関わらず、奥深い味わいです。
シェフは3時間以上の間、料理について話し続けるほど、料理への熱量を感じます。 予約困難店になる前に行ってみてはいかがでしょうか?
店舗情報
電話/075-600-9363
営業時間/17:00~22:00(L.O 21:30)
定休日/水曜
所在地/京都市下京区小稲荷町85 Grand-K 1F
公式インスタ
※取材時の情報のため、最新情報は念のため店舗公式の情報をご覧ください。