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【Excel】新社会人がすぐ使えるエクセル ショートカット25選【Windows】

特選街web

今回は、パソコン操作に慣れていない新入社員の方でも明日から使える、実用性抜群のエクセルショートカット25選をご紹介します。これを覚えるだけで、早く帰れる上、先輩たちに「仕事が早いね」と言われる存在になれますよ。

「マウスよりも速い」時短技で今日から定時帰りを実現!

例えば、表の編集でデータをコピーして貼り付ける作業。マウスだと「右クリック→コピー→移動→右クリック→貼り付け」と5ステップ必要ですが、ショートカットなら「Ctrl+C→移動→Ctrl+V」の3ステップ。たった2ステップの差でも、1日50回行えば100ステップの節約になります。こうした小さな効率化の積み重ねが、残業を減らし定時帰りを実現するカギなのです。

基本操作:まずはここから始めよう

1. Ctrl+S:ファイルの保存

突然のフリーズやシャットダウンでデータが消えた!という悲劇を防ぐ基本中の基本。作業の区切りごとに押す習慣をつけましょう。「あ、保存してなかった…」という悲しみを味わう前に。

2. Ctrl+C:コピー

選択したセルやテキストをコピーします。マウスで右クリックして「コピー」を選ぶより速く、手元を見なくても操作できるので仕事の流れが途切れません。毎日何十回と使うことになる超基本操作です。

3. Ctrl+V:貼り付け

コピーしたデータを現在の位置に貼り付けます。大量のデータを別シートに移す時も、このショートカットでスピーディに。表作成の強い味方です。

4. Ctrl+Z:元に戻す

間違えて大事なデータを消してしまった!そんな時の救世主。最大32回前までの操作を取り消せます。焦らず、すぐにCtrl+Zを押しましょう。新入社員の味方ナンバーワンのショートカットかもしれません。

5. Ctrl+Y:やり直し

Ctrl+Zで戻しすぎた時に使います。「あ、戻しすぎた」という時に、取り消した操作をやり直せます。Ctrl+Zとセットで覚えておくと安心です。

データ入力:効率よく表を作ろう

6. Tab:右のセルへ移動

Enterキーを押すと下のセルに移動しますが、Tabキーを押すと右のセルに移動します。横方向にデータを入力するときに便利で、マウスを使わずに素早く入力できます。

7. Shift+Tab:左のセルへ移動

Tabキーの逆で、左のセルに移動します。「あ、入力し忘れた」というときに戻るのに便利です。入力ミスを修正するときにマウスを使わずに済みます。

8. Ctrl+Enter:選択した複数セルに同じ値を一度に入力

複数のセルを選択してから値を入力し、Ctrl+Enterを押すと、選択したすべてのセルに同じ値が入ります。例えば、10個のセルに「確認済」と入れたいときに一発で入力完了。

9. Ctrl+D:上のセルの値を下にコピー

上のセルの値や書式を下のセルにコピーします。例えば、計算式を下方向に展開するとき、ドラッグする必要がなく、選択してCtrl+Dを押すだけでOK。長い表を作るときの時短ワザです。

10. Ctrl+R:左のセルの値を右にコピー

Ctrl+Dの横方向版。左のセルの値や書式を右のセルにコピーします。横に長い表を作るときに、何度もコピペする手間が省けます。

編集・装飾:見やすい資料に仕上げよう

11. Ctrl+B:太字

選択したテキストを太字にします。見出しや強調したい部分に使うと、資料の可読性がグッと上がります。上司に提出する資料では、ポイントを太字にすると伝わりやすくなりますよ。

12. Ctrl+I:斜体

選択したテキストを斜体にします。注釈や補足情報を入れるときに使うと、メインの情報と区別できて見やすくなります。英単語などの強調にも効果的です。

13. Ctrl+U:下線

選択したテキストに下線を引きます。特に注目してほしいポイントや、リンクとして認識してほしい部分に使うと効果的です。ただし使いすぎると読みにくくなるので注意。

14. Alt+H+B:罫線を設定

セルに罫線を設定するためのメニューが表示されます。表をきれいに整えるのに便利です。上司への報告資料では、見た目の美しさも大切。すっきりとした罫線で印象アップ。

15. Ctrl+Shift+$:通貨形式に変換

選択した数値を「¥1,234」のような通貨形式に変換します。経費や予算の資料作成時に、数字が並んでいるだけの表から、一目で金額とわかる見やすい表に変身します。

データ分析:情報を整理して価値を引き出そう

16. Alt+=:オートSUM(自動合計)

選択したセルの上または左にある数値を自動的に合計します。毎日の売上や経費を集計するとき、素早く合計が出せる便利ワザです。数式を手入力する手間が省けます。

17. Ctrl+Shift+L:フィルター機能のオン/オフ

表の先頭行にフィルターボタンを表示/非表示します。大量のデータから特定の条件のものだけを表示したいときに便利。例えば、担当者別や地域別のデータをすぐに抽出できます。

18. F5:特定のセルやデータに移動

「セルへ移動」ダイアログが開き、シート内の特定の場所にすぐ移動できます。数千行あるデータの中から特定の情報を探すときに、スクロールの手間が省けます。

19. Ctrl+F:検索

シート内のデータを検索できます。大量のデータから特定の文字列を探すときに便利です。例えば、顧客リストから「田中さん」をすぐに見つけることができます。

20. Ctrl+H:置換

検索して置換ダイアログを開きます。例えば「株式会社」を「(株)」に一括変換したり、誤字を一括修正したりできます。大量のデータを手作業で修正する手間が省けます。

作業効率化:プロのような手際の良さを身につけよう

21. Ctrl+Home:シートの先頭(A1セル)に移動

どれだけ下の方や右の方にいても、一発でシートの先頭に戻れます。大きな表を扱うときに、いちいちスクロールする必要がなくなります。

22. Ctrl+End:使用されている最後のセルに移動

データが入力されている最後のセルに一発で移動できます。データ範囲の確認や、表の最後に新しいデータを追加するときに便利です。

23. Ctrl+スペース:列全体を選択

現在位置の列全体を選択します。列の書式を一括変更したり、不要な列を削除したりするときに便利。「この列全体を中央揃えにしたい」というときにも使えます。

24. Shift+スペース:行全体を選択

現在位置の行全体を選択します。行の高さを調整したり、行全体に色を付けたりするときに便利。特に、見出し行を強調したいときに重宝します。

25. Alt+Tab:異なるアプリケーション間を切り替え

エクセルと他のアプリ(例:ブラウザやメール)を行き来するときに使います。情報を確認しながら入力作業をするときなど、画面切り替えの時間を短縮できます。

まとめ:今日から使ってみよう!

これらのショートカットは、最初は覚えるのに少し時間がかかるかもしれませんが、使えば使うほど自然と身についていきます。毎日の業務で少しずつ試してみて、自分のものにしていきましょう。

特に最初のうちは、デスクトップの隅に小さくメモを貼っておくのもおすすめです。「今週はCtrl+S、Ctrl+C、Ctrl+Vを意識して使おう」など、少しずつ増やしていくのがコツです。

エクセルのショートカットをマスターすれば、仕事のスピードと正確さが格段に向上します。先輩たちに「あの新人、エクセル操作が速いね」と一目置かれる存在になれるはず。残業を減らして帰る時間を増やすためにも、ぜひショートカットを活用してくださいね。

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