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名付けのヒントは意外なところに! 誕生月「七」にちなんだ名づけ

たまひよONLINE

現在、在宅コールセンターでSV(スーパーバイザー)として勤務し、1児のママをしているライターの“まにゃさん”です。30歳で第1子を出産しました。それからすでに5年が経過。そろそろ年齢も考えて本格的に第2子妊活を考えているワーママです。

男の子と女の子の名前をそれぞれ考えることを諦める


結婚して2ヶ月でスピード妊娠。憧れの妊娠、しかも初めての子どもということで、最初は名前を考えることにもワクワクドキドキ。しかし、いざ考え始めてみると、「わが子を一生呼び続ける名前を決めるなんて」と責任の大きさに戸惑いました。夫はというと、「任せるよ~」という感じで、まったくノータッチ。

性別がまだわかっていなかったので、男女両方のケースを考えると、悩みは倍になり、困惑するばかりでした。そこで、私が女の子を熱望していたこともあり、まずは無謀ながらも女の子の名前だけに絞って考えることに。

しかし、女の子だけに絞ってみても結果は同じ。妊娠初期から考え続けてもなかなか決まらず、気がつけば安定期になっていたのでした。

先輩妊婦の言葉がヒント。ついに名前の中核が決まる


そんなとき、転機が訪れます。結婚前まで大学の事務で一緒に仕事をしていた後輩(妊婦としては先輩)の友人と久しぶりに会い、食事をしたときのこと。年の近い子ども、しかもお互い1人目が生まれるということで意気投合しました。

話はつきず、いつしか赤ちゃんの名前についての話題に。予定日まで数週間の先輩妊婦に名前を聞いてみると、「真冬生まれなので、冬子」と即答したのです。

「なんという単純な由来だ」と初めはとても驚きましたが、不思議と惹かれるものがありました。

そしてわが子は7月、夏に生まれるのだから季節に由来するものを名付けようと思い立ったのです。まさに、予定日は7月7日。「ラッキーセブンの“7”を使いたい」というひらめきから、ついに名前が決まることになりました。

男女どちらでもOK! 最高と思える名前に出会う


女の子を熱望していたということもあって、女の子の名前に絞ろうと決めていた私。しかし健診では、「どうやら男の子の可能性も」という先生の示唆がありました。このときには、「どっちが生まれてもいいような名前をつけよう」と気持ちは決まっていました。

先輩妊婦の助言(?)によって「季節にちなんだ名前、それもラッキーセブンの“7”をつけよう」と思い立ってからは、試行錯誤を繰り返す日々。“7”にちなみ、かつ男の子、女の子のどちらも大丈夫な名前をひたすら考える毎日でした。

そんなときに、中学時代にとってもかわいらしくて人気者だった女の子の名前が浮かんだのでした。そしてその名前こそが、いまの息子の名前でもある「七輝(ななき)」。

「女の子だけでなく、男の子でもいける」とまさにひらめいた瞬間は、今も忘れません。「どんなに暗い時代であっても、輝く人に育ってほしい!」という願いもこめて、漢数字の「七」に「輝」を加えて「七輝」としたのです。

夫ももちろん文句なく賛成してくれました。その日から毎日「七輝」とおなかに呼びかけては、出産を心待ちにしていたのを昨日のことのように覚えています。

名づけに悩んでいたころ、何気なく会った妊婦の友人から聞いた名付けの由来をヒントに、パッとひらいめいた瞬間は本当に不思議でした。7月7日が予定日だったこともあり、これも何かの縁だと信じてぜひ“7”という数字をつけたいと思ったとき、あれほど悩んでいたのがウソのように名前が決まったのです。そのあとは、まったく揺るぎもせず、今でも最高の名前だと嬉しく思っています。たとえ世の中が暗くなったとしても、いつでも輝くことができるような存在になってくれたら。そのような願いも込めて、名付けました。

[まにゃさん* プロフィール]
在宅でコールセンターのSVや事務の仕事をしています。5歳の息子と夫の3人家族。念願の2人目を最近流産してしまい、しばらくブルーでしたが、また立ち直って現在妊活中のワーママです。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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