紙芝居で交通ルール学ぶ!和田にじいろこども園
子ども達に交通ルールを学んでもらおうと妙高地区交通安全協会の女性部が29日(火)、妙高市立和田にじいろこども園で道路の渡り方や自転車の乗り方について紹介した紙芝居を読み聞かせました。
紙芝居の読み聞かせは、園児に交通ルールを学んでもらおうと妙高警察署管内の保育園やこども園で毎年この時期に行われています。きょうは妙高地区交通安全協会女性部のメンバーなどが妙高市立和田にじいろこども園を訪れ、年中と年長園児62人に道路の渡り方や自転車の乗り方について描かれた紙芝居を読み聞かせました。
これは「あんぜん寺のちんねんさん」という紙芝居です。ストーリーは坊主のちんねんさんと友だちのヒヨコが赤信号にかわる直前の、点滅している青信号のときに、横断歩道を渡ろうとします。すると、交通ルールを守らない子どもを食べてしまう赤い妖怪が出てきます。食べられたヒヨコを助けようとちんねんさんは妖怪の口の中に飛び込み、これまでに食べられたこどもたちと一緒に「とび出しをしないこと」「信号を守ること」を誓います。
紙芝居のあとは、妙高警察署柳井田駐在所の警察官が園児と道路を渡るときは左右を確認して手を上げて渡る事を約束しました。
園児
「鬼みたいな妖怪が出てきた紙芝居が楽しかった。自転車で競争するのは危ないと思った」
妙高地区交通安全協会女性部 田中礼子さん
「一緒に声かけもしてくれて内容もちゃんと聞いてくれてよかった。園から100メートルくらい行くと旧国道がある。車の通りが激しいところなので気を付けてほしい。(紙芝居)これからも続けていきたい」
妙高警察署によりますと管内では去年5月、商業施設の駐車場で1歳の女の子を抱いた保護者と自転車がぶつかる事故がありました。この事故で女の子は頭を打ち、額をすりむくけがをしました。 警察では駐車場など死角があり車や自転車が多いところは周囲に注意してほしいと呼び掛けています。