都市対抗野球 横浜市代表の三菱重工Eastが初優勝
横浜市に本拠地を置く社会人野球チーム「三菱重工East」が7月30日、第95回都市対抗野球大会の決勝で仙台市の「JR東日本東北」に3―1で勝って初優勝を決めた。
同チームの原点の一つである「三菱重工横浜」は1957年創部。三菱重工は全国各地にチームを持っていたが、2021年に再編・統合する形で現在のチーム名になった。普段は金沢区のグラウンドを拠点に練習している。
チームOBに西武で長く先発・中継ぎで活躍した石井貴さんや横浜商工高(現・横浜創学館高)出身で中日、横浜、日本ハムで主に中継ぎとして活躍した石井裕也さんらがいる。
東京ドームで行われた決勝では、主将の矢野幸耶選手の2打席連続本塁打で波に乗り、4投手の継投で相手を1点に抑えた。佐伯功監督は「今年、チームがスタートを切った際に必ず日本一になるという強い決意の元、厳しい練習や様々なことに取り組んで準備してきた選手たちの努力と積み重ねの成果だと思います」とコメントした。
同大会には全国から32チームが参加。横浜市からは「ENEOS」も出場していたが、2回戦で敗れている。