後宮の謎、怒涛の回収! 見逃し厳禁な「TVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期 AnimeJapan SPステージ2025」レポート|悠木碧さん、大塚剛央さんら登壇【AnimeJapan 2025】
2025年3月22日・23日に東京ビッグサイトで開催のAnimeJapan 2025。3月23日(日)にはRED STAGEにて、TVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期のステージが実施されました。
ステージ冒頭では、猫猫役の悠木碧さん、壬氏役の大塚剛央さんによる第35話「狩り」の生アフレコを披露。続いて、小西克幸さん(高順役)、赤羽根健治さん(李白役)、橘龍丸さん(馬閃役)が登壇。3月21日放送の第35話を振り返りながら、第2クールに向けたクロストークが展開され、キャラクターたちの関係性や今後の展開への期待が語られました。
さらに、告知コーナーでは、なんときぐるみの“猫猫”がサプライズ登場し、和やかな笑いに包まれる場面も。フォトセッションやキャスト陣から観客へのメッセージなど、見どころ満載のステージとなりました。
これまでに描かれた後宮の謎に、どんどんと迫っていく『薬屋のひとりごと』。要注目な作品ステージの様子をお届けします!
【写真】TVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期 AnimeJapan SPステージ2025 レポート【アニメジャパン 2025】
第35話「狩り」のあのシーンを生アフレコ!
第35話「狩り」のクライマックスシーンの生アフレコで幕を開けた本ステージ。緊張感の高まる中、大塚剛央さん、悠木碧さんが登壇し、マイクの前に立ったおふたりの真剣な表情に思わず息を飲みます。
息の合った掛け合い、そしてキャラクターたちの感情がリアルに伝わる迫真の演技に、会場の視線は釘付けに。アフレコが終わると、悠木さんは少し照れたように「人前でやるもんじゃないですね」、大塚さんも「直近で見てもらったエピソードだったので、少し恥ずかしかったです」とコメント。
そんなおふたりの言葉を受け、観客からは大きな拍手が送られました。作品初となる生アフレコということで、ファンも多幸感に包まれた表情でステージを見守っていました。
MCの呼び込みにより登場したのは小西克幸さん、赤羽根健治さん、橘龍丸さん。キャストひとりひとりから観客の皆さんに挨拶が行われ、5分前まで別ステージに出演していたという小西さんが「間に合いました! 汗だくです」とジョークを交え、会場の笑いを誘います。
猫猫と壬氏の距離が縮まる!? 注目のエピソード35話を振り返り
小西さんの汗も引き、落ち着いたところで、先日放送されたばかりの「狩り」についてクロストークコーナーへ。
作品のステージとしては、今回が初めての出演となる赤羽根さん、「李白のイメージカラーが黄色だったことに気づきました! 今回の衣装も李白イメージです!」橘さんは「沢山の方に愛されているんだなと実感しました。親子役の小西さんとステージに立てて嬉しいです」と、素直な感想を話しました。
35話の見どころを尋ねられたキャスト陣。やはり、ファンの間で話題となっていた猫猫と壬氏の洞窟でのシーン、そしてふたりが急接近(物理的に)するクライマックスシーンなど、生アフレコでも注目の場面への言及が続きました。
「水も滴る良い男と女のやり取りが良い! 36話は絶対やばいでしょ! って期待してしまいます」と赤羽根さん。悠木さんも同シーンに触れ「人工呼吸のシーンの作画が良すぎます! こんなにまつ毛にハイライトが入った猫猫を今まで見たことがないかもしれないです。壬氏にはこう見えているんだなって嬉しくなりました」と、自身の演じる猫猫の異なる一面に言及しました。
高順・馬閃親子を演じる小西さんと橘さんは、部下と上司のような関係から、やっと親子らしい関係が描かれたと嬉しそうに語り合います。おふたりは、橘さんがデビューした頃から同じ現場になることが多く、キャラクター間だけではないふたりの素敵な関係が垣間見えました。
壬氏を演じる大塚さんが注目したのは、壬氏の服装の変化についてコメント。その際、大塚さんが小西さんを「高順さん」と呼ぶと、すかさず小西さんが席を立ち「壬氏様……!」といつもの左後方のポジションへ移動。他キャストも「見慣れた光景で落ち着く〜!」と茶々を入れ、会場が笑いに包まれる一幕も。
悠木さんに話が振られると「これまで猫猫の視点で他のキャラクターが描かれてきましたが、猫猫が見ていないところで他キャラクターがどんな活躍をしているのか描かれているのが見どころです」と、悠木さんならではの鋭い視点で、35話を振り返っていました。
悠木さんを中心に良い雰囲気が作られるアフレコ現場
35話のアフレコ現場について聞かれた悠木さんが「大塚くんが現場に慣れてくれた!」と大塚さんの現場での様子を明かすと、「先行上映会の時はめちゃくちゃはっちゃけてたよ!」と小西さん。
それに対して「薬屋のくせにインフルエンザになって参加できなかった私をほくそえんでいたのね!」と悠木さんが突っ込み、「毎回声をかけてくれるのが本当に助かっています」と大塚さんがすかさずフォロー。小西さんも「あおちゃんが中心に良い雰囲気を作ってくれます。初めての人が来てもワイワイ話しやすい現場になっています」と悠木さんの存在感をアピール。
また、気になる猫猫と壬氏の今後をMCより尋ねられると、「もどかしいよ! 何も言えないですが高順から言及されるかもしれないので36話を見ていただけると良いかな」と小西さんが期待を煽り、他キャストも同意の様子。第2期1クール目となる次回は、物語的にも猫猫と壬氏的にも重要となる回になるそうなので、見逃し厳禁です!
後宮の謎が怒涛の回収! 新たな物語への期待が高まる!
第1クールから連続で放送される第2クールについての告知では、悠木さんが「今まで積み重ねてきたものが、ちゃんと全部意味があるように繋がっていく気持ちよさがある」と、物語の奥深さとこれから始まる伏線回収の爽快感をアピール!
大塚さんも「第2クールに向けての情報も発表されます。それを見ていただくと今後の雰囲気が伝わるので、楽しみにしていてください」と、今後の展開への期待感を高めました。
告知コーナーに「きぐるみ猫猫」がサプライズ登場! コラボ企画なども満載!
ステージも後半に差し掛かり、本作のさまざまな展開が発表される告知コーナーへ! AnimeJapan 2025会場内での先行販売グッズや、第2期Blu-rayの情報、2025年7月より行われる「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」とのコラボ企画の情報などが、キャスト陣から伝えられました。
また、悠木さんより特別ゲストの紹介が! 3月26日よりサンシャイン池袋にて行われる「テレビアニメ『薬屋のひとりごと展』」のグッズを携えた「きぐるみ猫猫」がサプライズ登場し、会場は大きな拍手が巻き起こりました。
トートバッグや、缶バッチ、猫猫パペットなど、作品の世界観を表現した素敵なグッズが舞台上で紹介され、きぐるみの猫猫の降臨も合わせて、ファンにとってはWで嬉しい告知コーナーとなりました。
最後に、悠木さんから「『薬屋のひとりごと』は、この先がもう、より! より! 見どころだらけになっておりますので、毎週楽しみにしていただければと思います!」とメッセージが送られ、ステージは幕引きとなりました。
今まで積み重ねてきた、謎にどんどんと迫っていくTVアニメ『薬屋のひとりごと』。猫猫や壬氏らの活躍、関係の発展から目が離せません!