韓国のゲーム会社が広告代理店のADKホールディングスを買収
ADKホールディングスは６月24日、韓国のゲーム会社大手のクラフトンの傘下に入ると発表した。クラフトンは米国のベインキャピタルの関連ファンドからADKホールディングスの全株式を750億円で取得した。クラフトンは2007年に創業したビデオゲームの開発事業などを手掛けており、韓国取引所に上場している大手企業だ。
ADKホールディングスは、2011年にベインキャピタル傘下のBCPEMKLP（ビーシービーイーマディソンケイマンエルピー）がTOB（株式公開買付）によって同社の87.05%を取得。世界三大広告会社のひとつであるイギリスのWPPグループはADKの全保有株式を売却し、ADKとの資本業務提携を解消。ADKは2018年３月16日付けで上場廃止になり、BCPEMKLPの完全子会社となった。2018年の上場廃止前の2017年に連結で3528億円の年商があった。
