ジビエが給食に 鹿カレーで児童に提供
松田町は町内で捕獲された鹿をジビエとして有効活用しようと、1月31日の町立寄小学校の学校給食で「鹿カレー(鹿肉ミンチのカレー)」として提供する。
足柄上地域では、ニホンジカやイノシシ等による農業被害が増加している。こうした中、子どもたちに地元の農作物被害の問題や猟友会の活動を知ってもらうとともに、「命をいただくことへの感謝」などを感じてもうことなどが目的。
学校給食に提供されるのは、猟友会が捕獲し、町内の処理加工施設「あしがらジビエ工房」で食肉処理加工したもの。町は「猟友会のやりがい、そしてジビエの普及促進や地域振興に資するもの」と話している。