日体大の3人が凱旋 パリ五輪の思い出語る
今夏開催されたパリ五輪で男女合計金メダル8個を獲得したレスリング日本代表。日本体育大学=鴨志田町=主催のパリ五輪報告会が9月29日、青葉台東急スクエアで行われ、金メダリスト3人が登場した。
当日は同大学OBの樋口黎選手(フリースタイル57kg級)と文田健一郎選手(グレコローマンスタイル60kg級)、在学中の藤波朱里選手(フリースタイル53kg級)の3人が登壇。東京五輪代表監督を務めた松本慎吾氏も登場して約250人が訪れた会場を沸かせた。
はじめにパリの思い出について聞かれた3人。樋口選手は「パンが美味しかった」、藤波選手は「五輪は憧れの舞台だった。メダルを取れて大変良かった」、文田選手は「応援してくれたファンや関係各所などに感謝したい」とそれぞれ話した。
来場者参加型イベント金メダリストとジャンケン
会場では続いて、サイン色紙やタオルが貰える来場者参加型のジャンケン大会が行われた。数回の勝負を勝ち抜き、金メダリストに勝った参加者は賞品を受け取ると喜びの表情を見せていた。
質問飛び交う
最後に質問タイムが設けられ、来場者から各選手へ質問が飛び交った。
減量はつらくないかとの質問に対しては、「毎日コツコツと長いスパンで頑張りすぎないように意識している」と樋口選手が解答した。レスリングを始めたきっかけはとの問いには、「4歳から始めて、気づいたらレスリングシューズを履いていました」と藤波選手が笑顔で話した。
その後、区内の好きな場所を聞かれ、樋口選手は「甘いものが好きで、スターバックスやサーティワンによく行く」、藤波選手は「駅の出店などで大福とかを買う」、文田選手は「寺家町が実家の雰囲気に似てて好き。ランニングコースでもある」と話していた。