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灘区と西区で試験実施中の『地域コミュニティ交通』が本格運行されるみたい。乗合率は目標下回るも「地域の足」として活躍

神戸ジャーナル

灘区と西区で試験実施中の『地域コミュニティ交通』が本格運行されるみたい。乗合率は目標下回るも「地域の足」として活躍

おばのやま号
画像:日本交通グループ関西公式サイトより

地域交通に課題を抱える「灘区篠原伯母野山地域」と「西区櫨谷地域」で、昨年9月から試験運行されていた『地域コミュニティ交通』が、10月1日(火)から本格運行されることが決まりました。

画像:神戸市公式サイトより

神戸市では、鉄道や路線バスなどの交通サービスが行き届きにくい地域に、新たな地域コミュニティ交通(バス・タクシーなど)を走らせたり、既存路線バスへのさまざまな支援制度を設けたりと、さまざまな取り組みを行っています。

「灘区篠原伯母野山地域」と「西区櫨谷地域」では、地域コミュニティ交通として、デマンド型乗合タクシーの試験運行が2023年9月1日より実施されています。

画像:おばのやま通信 2024年7月号/櫨谷町交通NEWS Vol.5より

1便あたりの目標乗合率は、篠原伯母野山地域の「おばのやま号」が1.83人、西区櫨谷地域の「すこやかバス」が目標2.11人。

それぞれ期間中の平均乗合率は1.6人ほどで、いずれも目標乗合率には到達していないものの、多くの人が利用し最低乗合率を上回り、このほど本格運行されることが決まりました。

どちらも本格運行は2024年10月1日(火)から。

運賃は「おばのやま号」は1人乗り550円/2人乗り300円/3~4名乗り200円、「すこやかバス」は1人乗り700円/2人乗り400円/3人以上300円で、乗り合う人が増えるほど負担が少なくなる仕組み。

「デマンド型」は予約に応じて運行するバスで、利用には事前予約が必要ですが、電話に加えてWebサイトからの予約にも対応しています。

人口減・高齢化などで鉄道や路線バスの利用者が減っていることに加えて、バスの乗務員不足もあり、交通の課題を抱える地域は少なくありません。地域コミュニティ交通は今後も「地域の足」を守る大事な交通手段になりそうですね。

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