Soyoon率いるバンド・SE SO NEON、新曲「Twit Winter」をリリース 自身が監督・プロデュースしたMVも公開
これまでに全世界で1億4500万回以上のストリーミング再生を記録し、Japanese BreakfastやBTSのRMとのコラボレーションでも既に高い注目を集めているSE SO NEON(セソニョン)。Soyoon(ソユン)個人としてもLevi’s、Adidas、Metaのブランドモデルや、UGGのグローバルアンバサダーを務めており、その活躍の場は韓国・アジアから世界へと広がっている。
そんなSE SO NEONが新曲「Twit Winter」をリリースした。同曲は、ブルース、サイケデリック・ロック、ニューウェーブ、シンセポップなど多様な音楽的要素を取り入れ、SE SO NEON独自のサウンドを確立。歌詞では「時間」や「人間の存在」の複雑さに迫り、Soyoonが10代の頃に書き始めた楽曲にも思いを巡らせた。その大半が韓国語で綴られているが Soyoonは“言語の壁を越えて、人々は私のエネルギーと魂を感じ取ってくれるはず”と語っている。
“タイムカプセル”というコンセプトを実験的に表現した、MVも公開となった。Soyoon自身が監督・プロデュースしたMVは、2065年の“未来のSoyoon”がこれまでを振り返る作品となっている。様々な場面に登場する“現在のSoyoon”の傍らには常に白い箱にもメッセージが込められているとのこと。
さらに今秋には、アジア各国から注目アーティストが一同に会するフェス『Asian Pop Festival』への出演を皮切りに、アメリカ、メキシコ、イギリス、ヨーロッパ、オーストラリアでのヘッドライナーツアーも予定している。
Comment by Soyoon
「Twit Winter」は演奏するたびに、過去の私と一緒に歌っているような感覚になります。
懐かしさに浸るわけではなく、むしろ過去の私が未来の私に出会い、一緒に歌っているような感覚です。音楽とステージは時間の直線性を解体する力を持っていると、静かな確信を得たの。過去や未来への問い、共有したい感覚、年月を越えて残したい痕跡。それらを音と映像に込めて、“タイムカプセル”としてこの作品を作りました。
坂本龍一に愛されたその才能。坂本龍一トリビュートフェスにも出演
生前の坂本龍一と交流があったSE SO NEON。彼らの出会いは、ニューヨークの自宅で当時まだ無名だったSE SO NEONのライブをテレビで目撃し、「彼女はすばらしい才能がある」とすぐに検索。同年夏にセントラルパークで行われたライブイベントに足を運び、楽屋を訪ねて自己紹介をするところから始まったという。以降ソウルや東京、NYでお茶をしたり食事をするなど交流を深めていた。そんな坂本龍一の没後、2025年には「意思」を受け継ぎ、進化させ、拡張させる、一夜限りのトリビュートフェスト『RADIO SAKAMOTO Uday -NEW CONTEXT FES × DIG SHIBUYA-』にも出演した。
細野晴臣のカバー、KIRIJINとのフィーチャリングでもその音楽性を存分に発揮
細野晴臣のアルバム『HOSONO HOUSE』の発売50周年を記念して制作されたカバーアルバム『HOSONO HOUSE COVER』プロジェクトに参加。SE SO NEONがカバーした「パーティー」はミュージックビデオも公開中。