税の啓発で表彰を報告 3人が税務署を訪問
相模原市内で租税教育活動や税の啓発に功績があったとして財務大臣表彰などを受賞した3人が12月4日、相模原税務署を訪れ、加々美幸和署長に受賞を報告した。表彰されたのは鹿島台小学校教諭の齋藤浩さんと公益社団法人相模原法人会会長の新倉裕さん、一般社団法人相模原青色申告会副会長の樫野國雄さん。
齋藤さんは租税教育に関する教材の編集活動に長年尽力してきたことが評価され、財務大臣表彰を受賞。「これまで20年活動してきた。今後も残された任期の中で租税教育をさらに発展させていきたい」と話した。
新倉さんは長年にわたり法人会の発展と税務行政に貢献したとして国税庁長官表彰を受賞。「私個人の受賞というより法人会としていただけたと思っている。携わっている事業をさらに内容の濃いものにすることによって今回の受賞に応えることができる」と話した。
樫野さんは青色申告会の広報活動に積極的に取り組み、会の運営に貢献したとして東京国税局長表彰を受賞。「活動を続けて50年。90歳になった。一昨年は県知事から表彰され、今回は東京国税局から表彰され、鼻が高い思い」と話した。
加々美署長は「税務行政は税務署だけでは成り立たない。皆さんの長きにわたる税務行政へのご支援に感謝する。これからもパートナーとして支援をいただけるとありがたい」と話した。