村長も真剣答弁 清川村で「子ども議会」
清川村立緑小学校の6年生児童20人が議員役を務める「子ども議会」が20日、村議会議場で行われた。児童らは5つの班に分かれ、村の将来像や地域活性化策などについて、タブレット端末を活用しながら熱のこもった意見を述べた。
議場には大型スクリーンが設置され、児童らは事前に調査したデータや写真を投影しながら意見を発表。学校から1人1台配布されたタブレット端末を駆使し、視覚的に訴えかけるプレゼンテーションに挑戦。村の活性化策として、観光客誘致のためのイベント企画や、高齢者向けの生活支援サービス充実など、多岐にわたる提案を執行部に投げかけた。
答弁に立った岩澤吉美村長は、村の担当課が用意したデータや写真を示しながら、児童らの質問に真摯に答えた。「多くの素晴らしいアイデアをいただいた。今後の村政運営の参考にしたい」と述べ、児童らの積極的な姿勢を評価した。