コストコ並みの行列「角上魚類」の人気商品「銀だらの西京焼き」は絶対買い! セブンプレミアムと比べてみたら…
いきなりだけど「銀だらの西京焼」が好きである。焼き魚界のキングといってもいいと思う。
ただまあ「銀だらの西京焼」は高い! 定食屋さんでサバや鮭が700円なら、銀だらは1000円超えは当たり前。物価高と米高騰もあって最近は手が出ない。
そんな中、鮮度抜群の海鮮スーパー「角上魚類」で「銀だらの西京漬け」がめちゃくちゃ安く売っているのを発見! なんでもかなりの人気商品らしい。
・角上魚類の人気商品「漬け魚」
鮮度抜群な海鮮が豊富にそろうことで人気の角上魚類。最近はコストコよりも長い行列ができる……と話題になっている。
刺身に寿司、お惣菜……と美味しそうなものが大量にあるのだが、実は「魚漬け」が定番の人気商品。
鮮度命の刺身とか寿司に比べると3日ほど日持ちするので、角上魚類に行ったら買いたい商品のひとつである。
売場を見ると、
・銀だらの西京漬け(450円)
・メヌケの西京漬け(500円)
・メカジキの西京漬け(280円)
・銀鮭の西京漬け(380円)
・カラスガレイの西京漬け(380円)
・さばの西京漬け(250円)
と、いろんな漬け魚が並んでいる。ちなみに、西京漬以外にも味噌漬けや粕漬けなどもあった。
スーパーなどで値段をチェックしているほうなのだが「銀だらの西京漬け」1尾450円(税込)という値段はかなり安い……!!
しかも1枚がかなり大きいぞ。というわけで、即購入。
・セブンプレミアム VS 角上魚類
今回は比較対象として、セブンプレミアムの「金の銀だらの西京焼き」も購入してみた。
泣く子も黙るセブンプレミアムに「銀だらの西京焼き」があって、私は手軽に “西京焼欲” を満たすためにときどき買っていたのだ。おそらく日本で一番、入手しやすい「銀だらの西京焼き」だと思う。しかも「金の」シリーズなので、セブンの自信作。
ふたつを比較してみたいと思う。まず値段から
角上魚類 税込450円
セブンプレミアム 税込537円
価格の安さは角上魚類の勝利! 1尾あたり80円ほど安い計算。まあ、これは海鮮専門店だから有利なのは当然かもしれないけど。
そして次は大きさと重さ。
角上魚類 150g
セブンプレミアム 78g
なんと2倍近い差があった! セブンは調理済み、角上魚類は焼く前なので、水分量などに差があるとはいえ、ぜんぜん違う。今のところ、角上魚類は安いうえに大きいときている。強い。
・気になる味は
セブンの方はすでに調理済みなので、レンジで40秒チンするだけで食べられるのだが……。
お皿に出すとやっぱり小さい。お弁当に入ってる切り身サイズといえばいいのか。530円でこれはちょっと寂しいかも。
身は脂が乗っているし、味付けも甘めで美味しいので、味は文句ないんだけど、どうしても量が物足りない。
「角上魚類」は生の状態での販売なので、グリルで焼く感じ。漬けの味噌の量は控えめなんだけど、味噌は焼くときに焦げちゃうのでこれくらいでいい気もする。
火を通しても大きさは変わらず、でっかいなあ。とにかく厚みがあるのだ。脂がのってて身が柔らかいので取り出すときに崩れてしまった!
味付けは、西京焼にしては味噌の甘さが控えめ! 角上魚類は新潟発だからかな? 個人的に、東の方は甘さよりも塩気の強い味付けが好まれる印象がある。
ただ、身の部分はしっかりと塩味がついているので、物足りなさはない。下処理として塩水に切り身を漬け込んで、余分な水分と臭みを抜いているそうな。
身がホクホクで脂がしっかりのっていてめっちゃ美味しい。これで450円はかなり安い……!
食べ比べてみると、さすがのセブンプレミアムも角上魚類には勝てないな……というのが正直なところ。
・冷凍版もある
ちなみに、角上魚類の西京焼は冷凍版も販売している。特殊技術で瞬間冷凍して鮮度を保っているらしい。
冷凍の方は500円ちょっとなので、生の切り身よりはやや割高。
こっちも同じように食べてみたのだが、冷凍もまったく遜色ない味わいで、非常に美味しかった。
魚の大きさも生と同じくらいだったし、日持ちする方がよければ冷凍をまとめ買いするのもアリ。夕飯のおかずに困ったときにも重宝するし。
角上魚類にはいろんな種類の漬け魚があったんで、今度は別の魚の西京漬を買ってみようかな。
というわけで、角上魚類に行ったらぜひとも魚漬けをチェックしてみてほしい。下処理が丁寧だし、身の大きさ、脂のりともに、お店で食べるくらいハイレベルなので満足度高し。
ちなみに、送料などで実店舗よりも割高にはなるけどオンラインショップ通販でも販売しておりますのでご参考までに。
参考リンク:角上魚類、角上魚類オンラインショップ
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.