【鎌倉 イベントレポ】Haya POPUP - 名古屋の蒸留所から届く香りの世界
先日、鎌倉おりがみで開催されていた、フレグランスブランド「Haya」のPOPUPに行ってきました。
鎌倉おりがみはいつも色々なPOP UPが行われていますが、今回も入り口からワクワクするショーウインドーです。
フレグランスブランド「Haya」のPOPUP
入口に近づくと、ふわっと香る自然のアロマ。
通り過ぎるだけでも癒されるほど、空間全体が穏やかな香りに包まれていました。
「Haya」は名古屋に自社の蒸留所を持つブランドで、フレグランスデザイナーの中村さんが手がけています。
自然の素材を活かし、香りを通して“心と暮らしを整える”ことをテーマにしているそう。店内には、洗練されたデザインのボトルやアロマアイテムが並び、まるで小さな森のギャラリーのようでした。
パッケージデザインを担当しているのは中村さんの娘さん。
スタイリッシュでどこかあたたかいデザインが、香りの世界観とぴったり。
家族で作り上げたブランドという背景も素敵で、ひとつひとつのアイテムに物語を感じます
エッセンシャルオイル
特に印象に残ったのが、ずらりと並んだエッセンシャルオイルのテスター。
どれも香れるサンプルが用意されていて、ひとつひとつ香りを確かめていく時間が本当に楽しい。
花、果実、木、土…香りの向こうに情景が浮かぶようで、五感が心地よく刺激されていきます。
私が特に惹かれたのは「森の香り」。
ヒノキ・クロモジ・スギ・ラベンダー・レモングラスがブレンドされているとのことで、深い森の中に一歩踏み入れたような静けさと、光の差し込む爽やかさが同居していました。
木のあたたかみと清涼感のバランスが絶妙で、思わず何度もテスターを手に取ってしまいました。
店員さんに伺うと、香りはすべて国内の自社蒸留所で丁寧に抽出しているとのこと。
木々や果実の持つ香りを最大限に生かすため、季節や素材に合わせて抽出方法を変えているそうです。
「森の香り」は、実際に森に立つような“力強さ”を大切にしているとの言葉が印象的でした。
エッセンシャルオイルの使い方
エッセンシャルオイルってどうやって使うのだろう…。と思っていたらこのようなポップがありました。
ディフューザーで部屋全体に広げるのはもちろん、湯船に数滴垂らして香りを楽しむのもおすすめだそうです。
湯気と一緒に香りが広がって、まるで森林浴をしているような気分に。
また、ハンカチに1滴落としてバッグに忍ばせれば、外出先でもリラックスできる小さな香りのお守りになります。
木の商品
Hayaでは、電気を使わずに香りを広げる「ウッドディフューザー」も人気。
木工作家である中村さんのご主人が、一つひとつ丁寧に木を削り出して作っているそうです。
木目や形がそれぞれ違っていて、香りだけでなく“道具の美しさ”にもこだわりを感じました。
お香やルームフレグランスも大人気!
こちらもとっても良い香りで、外国人観光客にも地元民にも大人気だそうです。
ずっと嗅いで楽しめる空間です。
特別なオイル
少し珍しい「エジプシャンオイル」も気になって聞いてみると、娘さんのご主人がエジプトの方で、現地で特別にブレンドされたオイルを扱っているとのこと。
深みのある香りで、つけた瞬間ふわっと異国の風が吹くよう。
人気すぎてオンラインでは2週間待ちというのも納得の香りでした。
香りを通して心を整え、自然とつながる。
そんな豊かな時間を思い出させてくれるPOPUPでした。
Haya POPUP
開催日時
2025年10月2日(木)〜10月29日(水)
11:00 ~ 18:00
開催場所
鎌倉おりがみ
〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町2-16
アクセス
鎌倉駅西口 徒歩3分