藤枝MYFC、FC今治と対戦へ!古巣対決は初めてという中川風希が意気込みを語りました
J2藤枝MYFCは6月28日、ホームでFC今治と対戦します。藤枝の前線を引っ張る中川風希選手は、2022年から23年の途中まで今治でプレーしていました。これまで複数チームを渡り歩きながら、けがなどの影響もあり古巣対決は初めてといいます。思い入れのあるクラブを相手に結果を示し、恩返しをする意気込みです。
―今治に対しての意識は。
選手も入れ替わり、監督やスタッフも交代していますが、お世話になったチームなので成長したところを見せられたらと思います。
―今の今治の印象は。
全員がハードワークし、前線には能力が高い外国人選手もいる。抜け目がない印象です。
―J3から昇格して9位に食い込んでいる。J2の舞台で戦えることに関して思うことは。
自分が今治にいた時にはJ2に昇格できず悔しい気持ちもありました。でも今回このカテゴリーで試合ができるというのはうれしいです。
―自身は3戦連続先発出場。手応えは。
もっと得点に絡めるシーンがあったと思うので、最後の精度は課題です。ただ、攻撃の良い形はできていて、前の選手の共有意識は試合ごとに良くなってきています。
―札幌戦は河本、芹生両選手の10代コンビが得点に絡んだ。
前線の選手は多いですし、入れ替えもあるので緊張感を持っています。結果を残さなければという意識がチーム力の向上にもつながっていると思います。自分もチームに貢献するプレーをしていかないとすぐに試合に出られなくなってしまうので、しっかりやらないとという気持ちです。
―今治戦ではどのようなプレーを。
得点やアシストなど、数字にこだわりたいです。
―楽しみが大きいか。
今治サポーターがどのぐらい来られるか分からないのですが、自分は古巣と試合をしたことがないので楽しみです。嫌な選手だなと思われるようなプレーをしたいです。
―今治はサポーターとの距離は近かったか。
近かったです。良くしてくれる方がたくさんいました。
―今治に在籍していた期間を振り返って。
覚悟を持っていました。J3というカテゴリーに抵抗もありましたし、上に上がってやるという気持ちで行ったので、思い入れは深いです。こうして藤枝に来ることができたのは今治のおかげなので、感謝の気持ちが大きいです。
―札幌に敗れたが、ここからまたスタートする。
札幌は強かったのですが、そういった相手に勝たなければプレーオフにはいけないので、上の順位の相手にも反省を生かして勝ちにいきたいです。
―今季は序盤で出場機会に恵まれない時期があったが、チャンスをつかんで今の位置にいる。
しんどかったです。でも何かを変えることもなく、自分らしくやり続けられたので、その結果だと思います。
―今季のターニングポイントは。
(アウェーの)仙台戦でのゴールをきっかけに出場機会をもらえています。数字というのは自分の特長なので、出し続けなければと思います。
―ハードワークが際立っている。
意識しているところです。守備の強度や運動量は去年からの課題だったので、今年は自分に厳しくやっているつもりです。