長尾小児童 防災や水を学ぶ 矢島建設工業が出前授業
多摩区の長尾小学校(松浦徹校長)で3月14日、地元建設業者の矢島建設工業(株)(矢島秀一社長/本社・多摩区東生田)による、4年生の児童を対象にした出前授業が行われた。
総合的な学習の授業で取り組んできた「防災学習」や、社会科での「水のゆくえ」の学びを踏まえて、同社の水道工事の配管や点検、修繕などの業務、能登半島地震の被災地で行った復旧工事の経験談などを聞き、学習の内容理解を深めることがねらい。
児童は、講師として同校を訪れた同社のスタッフに、建設業の魅力や川崎市の配水管・給水管について、水道工事の概要、昨年1月に災害復興支援に赴いた時の話などを聞いたり、ショベルカーなどの建設車両への乗車を体験したりして学びを得た。