【PickUp】大分県から世界を目指す久住蒸溜所
大分県竹田市久住町にて、2021年に蒸留を開始した久住蒸溜所。
標高約600mに位置しており、九州としては冷涼な気候を活かし、「世界一の蒸溜所・ウイスキーを目指して」今日もウイスキーをつくっています。
本記事では、そんな久住蒸溜所のウイスキーづくりをご紹介します!
久住蒸溜所とは
久住蒸溜所は、2021年2月に九州のほぼ中心に位置する大分県竹田市に設立されました。久住高原という広大な自然に囲まれるこの場所は、澄みきった空気と豊かな湧き水に恵まれているため、ウイスキーづくりに適しています。
久住高原での「野焼き」は、「くじゅう四季の草原、野焼きのかおり」として環境省の「かおり風景100選」に選ばれています。
久住町は久住蒸溜所代表の宇戸田さんが生まれ育った町でもあり、今後は蒸溜所の見学受け入れなどでも町の発展に貢献していきたいそうです。(2025年1月現在は見学を受け入れておりません)
すべてのウイスキー好きを「信じる」ウイスキーづくり
久住蒸溜所は「世界一」を目指すことを大切にしており、自分たちが胸を張って世界一のウイスキーと呼べるウイスキーを目指しています。
しかし、良いウイスキーをつくろうとするとどうしても時間や手間がかかってしまいます。
技術の進歩により簡単に作る方法がある中でも、久住蒸溜所は、スコットランドで200年以上、日本でも100年前から「良いウイスキーとは?」を考え続けた先人たちを信じて、伝統的な製法を採用しているそう。
先人だけではなく、一緒にウイスキーをつくっているスタッフや強いウイスキー愛を持つ飲み手も信じ、久住蒸溜所では「世界一のウイスキー」を目指し、今日もウイスキーをつくっています。