猫は『外見』で人を判断できるの?意外な認識方法2つ!
見た目での判断はしていない!
猫の視界はカラフルではなく、視力もはっきりとしていないので、人を外見で判断をすることは難しいようです。
猫は、鮮やかではないぼやけた世界を見ていると言われます。しかし動くものを見る能力である動体視力、暗闇の中で物を察知する視力が非常に優れています。そのため、起こっている物事に対して反応は素早いのですが、誰がしている行動か瞬時に把握をしていないようです。
1.出している声で判断
猫は、声のトーンや話すスピード、そして歩く音などから個人を識別しているようです。
猫の五感の中で、一番優れているのは「聴覚」です。犬以上であり、約200m離れている虫の音を聞くことができるそうです。
「ご飯」という音一つとっても、トーンが高いのか低いのか、ゆっくりか早口なのかなど人によって違いますが、それを聞き分けています。恐らくいつも暮らしている人間の声は猫の意識にインプットされているのでしょう。
ワクチン接種や通院のため病院へ行こうとすると、猫の姿が見えなくなりませんか? これは、猫が人間の心臓音から状況を把握していると考えられます。もちろん、普段は使わないキャリーバッグなどを準備している音も、感づかれる要因の一つです。
2.持っている匂いで判断
猫は音意外にも、それぞれの人間が持っている匂いから個人を識別しているようです。
二匹の猫が、お互いにお尻の匂いを嗅ぎ合っている場面を見たことがありませんか? 猫のお尻には情報が詰まっており、瞬時に相手猫の情報を得ることができます。同じように、一緒に暮らす人間の匂いは、猫の嗅覚にきちんと分類されているのでしょう。
猫の嗅覚は犬の嗅覚ほどではありませんが、人間とは比較にならないほど優れています。
まとめ
猫は『外見』で人を判断できるの?意外な認識方法2つ!についてお伝えいたしました。
一番気に入っている人が帰宅をすると、必ず玄関で待ってくれる猫がいます。歩く音や鍵を回す音で区別しているはずです。距離が離れていても、猫は大好きな人の音を必ず周りから抽出しているのでしょう。
逆に人間に対して悪い印象を猫が持ってしまうと、音や匂いを察知して逃げてしまうのです。くれぐれも、嫌われないように注意しなければなりません!