宮崎駿、高畑勲が制作スタッフに名を連ねる不朽の名作アニメが放送「母をたずねて三千里 HDリマスター版」
これまでたくさんの作品を世に送り出してきた日本アニメーションの創業50周年を記念して、ファミリー劇場では、1976年に「世界名作劇場」の枠で放送され、全国に感動の渦を巻き起こした母と子の愛の物語、名作アニメ「母をたずねて三千里」が放送される。
「アルプスの少女ハイジ」のスタッフが再集結
制作スタッフには、同じ「世界名作劇場」の枠で1974年に放送されて好評だった「アルプスの少女ハイジ」のスタッフが再集結。
「母をたずねて三千里」は出稼ぎ先で病気になった母を探すため、たった一人で旅に出たマルコは、旅先で知り合った人達と助け合いながら、ふりかかるたくさんの苦難を乗り越えていく……という物語。
宮崎駿(場面設定)や高畑勲(監督)が名を連ね、アニメの制作で海外ロケが珍しかった時代、「アルプスの少女ハイジ」に続いて本作でもイタリアとアルゼンチンで海外ロケが行われた。
「母をたずねて三千里 HDリマスター版」 放送概要
「母をたずねて三千里 HDリマスター版」(1976年・全52話)
原作:エドモンド・デ・アミーチス『クオレ』
脚本:深沢一夫 監督:高畑勲 場面設定:宮崎駿
声の出演:松尾佳子、二階堂有希子、川久保潔、永井一郎、信沢三恵子
監督・高畑勲、場面設定・宮崎駿の長編連続アニメ。イタリア・ジェノバに住む9才の少年・マルコ(松尾佳子)。
貧しい人たちのための病院を経営する父を経済的に助けようと、母がアルゼンチンに出稼ぎへ出て1年が経った。
しかしそんなある日、母が病気になったという手紙が届いたきり、連絡が途絶えてしまう。
意を決したマルコは父を説得し、母に会うためにアルゼンチンまでの一人旅に出るのだった……。
「母をたずねて三千里 HDリマスター版」は6月1日(日)6:00~放送スタート