どっぷり<サケ>の世界に浸れる? 鮭テーマのトークイベント&写真展が開催【東京都新宿区】
サケに焦点を当てたトークイベント・クリス鱒2025『ふるさとの川をめざす サケの旅』が12月13日(土)、東京都新宿区にあるサカナに特化した本屋・SAKANA BOOKS(サカナブックス)を会場に開催されます。
登壇するのは『ふるさとの川をめざす サケの旅』の著者でいきもの写真家の平井佑之介さんと編集プロダクションRIVER-WALK代表でありサケ愛好家の若林輝さん。
『ふるさとの川をめざす サケの旅』の撮影・制作秘話はもちろん、「最近サケの遡上数が減ってると聞くけど実際どうなのだろう?」「伝統的な鮭食文化とは?」など、身近なようで知らないことが多い、新潟県や岩手県をはじめとした「本州のサケの今」について、二人が語ります。
サケをめぐる命のドラマ
『ふるさとの川をめざす サケの旅』(文一総合出版)は昨年8月の発売。「令和7年度 児童福祉文化賞推薦作品」(こども家庭庁)を受賞するなど、注目の写真絵本です。
川で生まれ、海へと旅立っていくサケ。本書では東日本大震災で深刻な影響を受けた岩手県の川を舞台に、サケたちの生態を10年に渡り追いかける内容となっています。
<本州のシロザケの世界>にどっぷり
イベントでは、絵本の著者・平井佑之介さんに加え、「鮭の町」である新潟県村上を中心に取材を続けるサケ愛好家・若林輝さんのお二方がトークを展開します。
第一部では、写真絵本『ふるさとの川をめざす サケの旅』(文一総合出版)著者の平井佑之介さんによるトークを実施。絵本が出来上がるまでの道のりはじめ、撮影の話やサケの話について、余すところなく語ります。
第二部では、サケマスの釣りや文化について取材を続けるサケ愛好家・若林輝さんが、「鮭の町」で知られる新潟県村上の話を中心に、サケと人と川のつながりについて、楽しくディープに語ります。
さらに、当日会場では絵本の写真展を同時開催。トークイベントで語られるシロザケたちの世界に、どっぷりと浸ることができそうです。
サケマスグッズも充実
トークイベント終了後にはサイン会を実施するほか、店内ではサケにまつわる本や雑貨を販売予定です。
新潟県村上市で受け継がれる鮭の伝統レシピ『鮭のごちそう』
サケとの関わりが深い新潟県村上市を流れる、三面川(みおもてがわ)のサケに関する歴史や文化などを知ることができる日本最初の鮭の博物館「イヨボヤ会館」。「イヨボヤ」とは、村上の方言でサケのことです。
イベント会場では、イヨボヤ会館で販売されているオリジナルTシャツやマスコット、ストラップ、新潟県村上市に受け継がれる鮭の伝統レシピ『鮭のごちそう』などを特別限定販売します。
シャケの親子ステッカー&手ぬぐい
生まれ育った北海道の自然やいきものを題材に絵を描き始め、現在では地理を限定することなく、目で見たさまざまな生き物や風景をボールドなラインで描くタナカヤスオさん。
会場ではタナカヤスオさんによる「シャケの親子ステッカーパック」と「オールスターてぬぐい」を販売します。
シャケの親子ステッカーパックは車や釣り道具、水筒などに貼れる耐水・耐候のステッカーとなっており、オールスターてぬぐいは北海道にいる代表的な13種のサケマスが描かれています。
てぬぐいの帯にはそれぞれの魚の名前が明記されており、冷蔵庫に貼ったり、子供たちも楽しんだり出来るような図鑑のイメージで作られたとのことです。
イベントのオリジナルデザイントートバッグ
クリス鱒2025『ふるさとの川をめざす サケの旅』の会場となる、SAKANA BOOKSからはオリジナルトートバッグが登場。
シロザケをモチーフにしたデザインのトートバッグを、プレミアムチケットの特典として数量限定で提供するそうです。
年末にサケマストークで盛り上がる
『ふるさとの川をめざす サケの旅』トークイベント&写真展は12月13日(土)、東京都新宿区の本屋SAKANA BOOKSで開催されます。
参加チケットはSAKANA BOOKSのオンラインストアで購入可能。イベントの詳細は、SAKANA BOOKSのnoteで確認することができます。
(サカナト編集部)