かわばた一座チャリティー公演 22日に名張・アスピアで
三重県名張市安部田の川畑秀機さん(79)による「かわばた一座チャリティー公演」(市社会福祉協議会など後援)が、12月22日午前10時から同11時30分まで、同市南町の名張産業振興センターアスピアで開かれる。能登半島の災害支援として会場に募金箱を設置し、全額を被災地に寄付する。入場無料。
川畑さんは会社を定年退職後、介護施設などに勤務する傍ら、民生委員を担当。地域の福祉イベントでは、軽妙なトークで演芸を披露している。
自分にできること
60歳のころ、介護ケアに有効とされる紙芝居のセミナーを受講し、マジックや水彩画を独自で学んだ。2018年の岡山県倉敷市の豪雨災害、翌年の台風19号による災害の際にも、それぞれチャリティー公演を実施した。
今年は年始の能登半島地震やその後の豪雨災害が発生しており、川畑さんは「ボランティアで現地に行けなくても、何か自分にできることはないかと考え、小さな支援だが被災者のお役に立ちたい」と開催の動機を話す。
公演では、限界集落やスマホだけの夫婦の会話など現代の世相をパロディーにした紙芝居や、トーク半分のマジックなどを予定している。
川畑さんは「新作も用意しているので、親子連れで楽しんで。被災地への募金にもご協力を」と呼び掛けた。
問い合わせは川畑さん(080・6942・0299)まで。