【掛川】3月23日は「もっと ニットー」開催! 茶所の日東地区でイベント 懐かしの“餅まき”も
静岡・掛川市の東にある日坂・東山地区。東海道の宿場町と知られる「日坂宿本陣跡」で、3月23日においしいモノが集まり、アートにワークショップもできるイベントが開催されます。懐かしの“餅まき”も体験できますよ。
【画像】イベントのチラシを見る! この記事のギャラリーページへ「mottö nittö」ってどんなイベント?
「mottö nittö(もっと ニットー)」は、静岡・掛川市の日坂地区と東山地区が合同で地域を盛り上げようと企画したイベントです。今回で3回目となり、前回は2000人以上が来場しました。
会場はパワースポットで有名な事任八幡宮の本宮がある日坂地区、茶文字が見える山の粟ヶ岳がある東山地区です。
日坂・東山地区の3店が主催
主催者は日坂・東山地区にある、日坂宿橘屋・TAMO’s BAKERY・三浦製材所の3店舗です。
日坂宿橘屋は、石薪窯で焼き上げたキッシュ専門店。本わらび粉を使用した、日坂宿の名物「本わらび餅も」人気です。
TAMO’s BAKERYは、日坂でお茶農家をやりながらパンを焼いています。自分たちが製造した深蒸し茶や地元の野菜・果物を使用した、優しい味わいパンが人気です。
三浦製材所は、静岡県産材のヒノキ・スギ・広葉樹などを扱う製材所。イベントには、木のぬくもりを感じられる積木で子供が遊べるブースを出します。
駐車場は日坂小学校グラウンド
車で向かう際は、日坂小学校を目指しましょう。グラウンドに駐車し、徒歩数分で会場に付きます。茶畑や東海道の宿場町を眺める、風情のある場所です。
36店舗出店 グルメやワークショップも
出店するのは日坂・東山地区にあるお店など36店舗。食事からスイーツ、クリエイター作品やワークショップまで、内容は盛りだくさんです。
なかでも、気になるお店をピックアップして紹介します。
山英
「食べるお茶」の元祖、「山英」は98周年を迎える日坂のお茶屋です。当日はお茶団子やフルーツティーを販売します。
土屋製菓/日坂地域塾
日坂・東山地区は、世界農業遺産に指定された世界に誇る茶産地。農業関係者でつくる日坂地域塾の煎茶と、森町の人気和菓子店・土屋製菓の茶菓子がセットで販売されます。
100セットの限定販売で、日坂地域塾のブースで提供されます。
atelier mono
ゆらゆらとバランスを取りながら揺れる装飾「モビール」づくりが楽しめます。
好きな金属と木のパーツを選んで完成させましょう。
大人も子供も楽しめるワークショップです。この日の思い出として、または自宅に飾るインテリアとして、いろいろな楽しみ方ができます。
餅まき体験や豪華景品が当たる
子供も大人も餅まき体験
“餅まき”をしたことはありますか?
餅まきは、新築で家を建てる時に“上棟”という工程が無事に終わったことを祝って近所の人たちを招いて行う行事です。現代では“餅まき”の機会が減り、若い人は知らないことも多いそうです。
そこで、若い人には餅まきの文化を体験してもらい、餅まきを経験したことがある人には懐かしさを感じてもらおうと開催することになりました。
餅まきは午後1時半頃です。
豪華景品が当たる抽選会
午後1時から本部テント前で、松坂牛や紅ズワイガニの豪華景品があたる大抽選会があります。来てよかったと思える、豪華景品が当たるかもしれません。
参加希望者は、抽選会が始まる前に会場内運営本部ブースで抽選券を1人1枚ずつ受け取ります。抽選券の半券を会場の抽選箱に入れれば、エントリーとなります。
来場者だけでなく出店者全員が参加できる、主催者の熱い思いが伝わる企画です。
子供からシニアまで楽しめるイベント
グルメな人はもちろん、子供連れは積木遊びで、シニアは餅まきで昔を思い出して、一日楽しく過ごせるイベントです。
“mottö nittö”をきっかけに、日坂・東山地区の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。
■イベント名 mottö nittö
■会場 日坂宿本陣跡
■日時 3月23日(日) 10:00~15:00(雨天決行・悪天中止)
取材/くるみ