【プロのレシピ】山頂の黄金「カルボナーラ」にお手軽山ごはんの極意が詰まっていた!
北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を連載。
山登り初心者でも楽しめる、お手軽✕絶景の山をご紹介します!
この記事では、「山のプロ」!山岳ガイド直伝の、お手軽でワイルドでもう最高!!な山ごはんのレシピをお伝えします!
連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
お楽しみの山ごはんタイム
この日は、HBCテレビ「もんすけチョイス」のロケで、札幌南区にある名山・観音岩山(八剣山)に、札幌出身の山岳ガイド・奈良亘さんと一緒に登りました!
辿り着いた山頂で、お楽しみの「山ごはんターイム! 」
奈良さんとお互い料理を作りあってシェアしちゃいます!
奈良さんが披露してくれた山ごはん、作っている最中から驚きとときめきの連続でした!
そのメニューが…
「カルボナーラ風ワタルナーラ」!
…まさかのダジャレ!(笑)
ご自分の名前、奈良(ナラ)も亘(ワタル)もしっかり掛かっているの、なかなか秀逸ですね!
しかし、山でカルボナーラなんて…!初体験!うれしいです!
早速作り方を教えてもらいました。## カルボナーラ風「ワタルナーラ」の作り方は!?
【材料】(2人分)
・パスタ 一束(早ゆでのものを使うと時短でgood!)
・パック牛乳
・コンソメ
・塩コショウ
・パルメザンチーズ
・好みのトッピング(今回はニンジン・サラダチキン)
・温泉卵
※食材は保冷して持っていきましょう!
【作り方】
①クッカーに牛乳を注ぎ、コンソメで味を整える
②ニンジンとサラダチキンをカットして投入
③麺を投入して、指定のゆで時間加熱する
④塩コショウとパルメザンチーズで味を整えたら、卵を落として完成!
感動が待っていた
素早さとワイルドさに感動し、呆気に取られていたらいつの間にか完成していました(笑)
いただきまーす!!
水を使わず牛乳だけで作っているため、すごく濃厚な味わい。
パスタのゆで汁でとろみがついたこともあり、まろやかでクリーミーな仕上がりです!
想像以上に本格的な味。本当に本当に本当においしかったです。
ポイント
・早ゆでの麺を使うことで時短
・牛乳パックを平らに広げることでまな板としても活用できます
・ニンジンは皮のまま!
「手早くおいしく、無駄を出さない」ことが山ごはんに大切なポイント。
奈良さんの調理にそのポイントがぎゅっと詰まっていました!
奈良さん、おもしろすぎです
山ごはんを作ってもらっている最中、奈良さんのザックの中から出てきたのは…なんとペッパーミル!
しかも、塩とコショウで2本!(笑)
「ワクワクするでしょ」と、笑いながら言う奈良さん。
確かに、荷物を少なくするなら、ミルは必要ないのかもしれない…だけど、ミルでコショウや塩を引くと、なんでこんなに美味しそうなんでしょう…!
そして奈良さんの言うとおり、作っている最中からワクワクできる!
荷物が重くなってもエンターテインメントを追求する姿、かっこよすぎます。
こんな大人になりたいと思いました。
一緒に山に登って景色を見て、一緒にごはんを食べたら、たった一日で強固な絆が生まれた気がします。
登山の様子は、SitakkeのYoutubeでも動画でご紹介します。
「山ごはん…なんだか、楽しそう」と思ったそこのあなた!
したっけ、北海道で山ごはんを楽しんでみない?
連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。
協力:山岳ガイド 奈良亘(なら・わたる)さん
札幌出身。(公社)日本山岳ガイド協会認定 山岳ガイドステージⅠ・スキーガイドステージⅡ、UIMLA/JMGA認定 国際マウンテンリーダー (IML)。南極越冬隊にも参加。
札幌でゲストハウス「サッポロッジ」を経営しながら、登山ガイドを行う。
文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。HBCテレビでは「グッチーな!」「ジンギス談」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」「大江裕の北海道湯るり旅」などを担当。登山歴4年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は記事執筆時(2025年6月)の情報に基づきます。