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サッカー日本代表通算得点ランキングに見る釜本邦茂さんの偉大さ、75ゴールは不滅の金字塔

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釜本 邦茂さん,Ⓒゲッティイメージズ

肺炎のため81歳で死去

日本サッカー界を代表するストライカーとして活躍した釜本邦茂さんが8月10日午前4時4分、肺炎のため大阪府内の病院で死去した。81歳だった。

今さら説明の必要はないだろう。京都・山城高から早稲田大を経てヤンマー入りし、日本リーグ歴代1位の通算202得点。1968年メキシコオリンピックでは7得点を挙げて得点王に輝き、日本代表を銅メダルに導いた。

引退後は1993年のJリーグ開幕時にガンバ大阪の監督として指揮を執り、日本サッカー協会の要職に就くなどサッカー界への貢献度は計り知れない。

日本代表としてマークした75得点は今も最多記録として燦然として輝いている。通算ゴール数の歴代ベスト10は以下の通りだ。

2位の三浦知良でさえ55得点

2位以下に従えている面々を見るだけで、釜本さんの記録がいかに凄いか分かるだろう。

キングカズと呼ばれた三浦知良でさえ55得点で遠く及ばない。119試合に出場した岡崎慎司でも50得点だ。

以下、原博実と本田圭佑が37得点、香川真司が31得点、高木琢也が27得点、木村和司が26得点、大迫勇也が25得点、中村俊輔と南野拓実が24得点と続く。

もう釜本さんの記録を抜くストライカーは現れないのではないだろうか。日本サッカー界を牽引してきた巨星が放った強烈な輝きは今も色褪せない。

来年にはカナダ、メキシコ、アメリカの3カ国でワールドカップが開催される。8大会連続出場する日本代表の活躍も、これまでサッカー界を支えてきた先人の活躍の延長線上にあることを忘れてはならない。

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記事:SPAIA編集部

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