【プリングルズの謎】こんなに小さくなって、内容量そのままってマジ!? 計量しちゃうぞ! 【 ポテトチップス】
世界140カ国以上で愛される、ご陽気なヒゲキャラが目印の成形ポテトチップス「プリングルズ」。2サイズあるうちの「ショート缶」が、内容量は変わらずパッケージがコンパクトサイズに変身! 「いや、絶対内容量が減ってる!」と思った人も少なくなかったようなので、実際に新旧の重量を計量してみました!
ちょっと見ない間に、小さくなったなあ、Mr.P!
ここのところの物価高や原材料価格上昇などに伴い、スナック菓子の様子がおかしい。
とくに内容量の減少ムード(実質値上げ得)が最近は満ちあふれていると思いませんか? 近年いろいろなものが小さくなっていると。
ところがこれ、中身が減っているだけという単純な話ではなくて、技術的な進歩により、中身そのままでパッケージサイズをコンパクトにしていることもあるようで。
そこでプリングルズが「スナック菓子に関するアンケート」を実施(20代〜50代男女400件)。購入する際に内容量が「とても影響する」「まあ影響する」と答えた人は、全体の72.3%いるそう。それは納得だけれど、「今まで購入していたスナック菓子のパッケージサイズが小さくなった場合、内容量が減ったと感じる」と回答した人も全体の74.0%ということに驚いた模様。
実際に、プリングルズの新ショート缶のパッケージサイズ変更に気づいた人に、内容量の印象を聞いたところ、内容量はそのままなのに「減ったと感じる」人が53.1%もいたそうです。
小さくなった=少なくなった
そんな方程式を打ち崩すためにプリングルズは、新ショート缶のパッケージサイズは小さくても内容量は変わってないということを、「PRINGLESCAN(プリングルズスキャン)プロジェクト」として、東京メトロ新宿駅構内に期間限定で開催。X線で透過して検証した「ポテチのレントゲン広告」(10月7日~13日まで)を公開しました。
X線で証明
まるで兄弟のような身長差。ショート缶の新・旧をレッツ計量!
日本ケロッグ『プリングルス サワークリーム&オニオン ショート缶』(53g・参考価格 税込190円前後・2024年9月2日発売)のパッケージの高さは、これまでよりも15ミリ低くなったそうです。
筆者はこれまで、パッケージはそのままなのに開けてみたら中がスカスカで、“してやられた感”でガッカリしてきたことも数多く。プリングルズの言い分をそのまま信じる気にはなれませんでした。キャラクターのMr.Pの顔の大きさも小さくなってるし。
コンパクトに持ち歩きやすく進化したというのに、購入意欲が下がる……。そんな誤解を払拭したい気持ちはひしひしと伝わりました。筆者も、塩味がきいてるプリングルズのポテチは大好きなので、しっかり検証して確かめたい気持ちでいっぱいです。
(写真左から)従来サイズ、新サイズ。
比較するフレーバーは、定番人気の「サワークリーム&オニオン」。開封して比べてみると、どうでしょうか? ぱっと見、従来サイズだと上部にまだ余白があるようです。ただまだ分かりづらかったので、今度ははかりで量ってみました。すると…
(写真左から)従来サイズ、新サイズ。
パッケージの内容量は53gと表示されていますが、実際に量ってみると、どちらも57gもありました(もちろん、お皿分を差し引いて0表示にしてから量っています)。一部ポテチのクズクズもありますが、これも入れないと正しく量れませんから投入。
もちろん、食べても変わらずおいしかった!
結論:プリングルズの新ショート缶のパッケージサイズはコンパクトになっても、内容量は変わりませんでした!
なお、「Mr.P」による「X線」検証風景と結果はこちらです。
意外とMr.Pって頭でっかいんだね
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