チョコ好きにはたまらない!絶品豆腐生チョコのレシピをプロが解説
おやつにおすすめ!しっとり豆腐生チョコのレシピ
調理時間:15分
冷蔵庫で冷やす時間は含めません
市販の板チョコレートと絹豆腐を使う、シンプルな豆腐生チョコレシピです。混ぜて冷やし固めるだけなので、作るのはとても簡単。しっとりなめらかな食感で、豆腐で作ったとは思えないおいしさです。
本レシピではビターチョコレートを使うので、甘さは控えめ。ミルクチョコレートといったほかの種類でも作れます。苦味と甘味のバランスを見て、好きなチョコレートで作ってみてください。
材料(約18切れ分)
板チョコレート(ビター):200g
絹豆腐:130g
純ココアパウダー:適量
下ごしらえ
・板チョコレートは細かく刻んでおく
作り方
順豆腐を水切りする
絹豆腐はキッチンペーパーで包み、5分ほど置いて水切りします。
チョコレートを溶かす
ボウルに刻んだ板チョコレートを入れ、湯せんにかけて溶かします。
ミキサーで混ぜる
ミキサーやフードプロセッサーに2を入れ、1を手で崩しながら加えます。なめらかになるまで攪拌します。
型に流す
保存容器やバットにクッキングシートを敷き、3を流し入れます。表面を平らにならし、冷蔵庫で1時間ほど冷やします。
カットして純ココアパウダーを振りかける
保存容器やバットから取り出し、クッキングシートをはがします。包丁で食べやすい大きさに切り、純ココアパウダーを振りかけたらできあがりです。手で丸めてから純ココアパウダーをまぶすと、豆腐生チョコトリュフができますよ。
プロ直伝。豆腐生チョコをおいしく作るコツ・ポイント
絹豆腐は軽く水切りする
絹豆腐は水分量が多いので、チョコレートとなじむように水分を抜く必要があります。絹豆腐は軽く水切りすることが大切です。生チョコを作るときは、キッチンペーパーで包んで5分ほど置けばOK。水切りしすぎるとぼそぼそして食感が悪くなるので、気をつけてください。
ミキサーで混ぜてなめらかにする
絹豆腐とチョコレートは、ミキサーやフードプロセッサーでしっかりかくはんしましょう。絹豆腐に含まれる水分とチョコレートの油分が混ざって、なじみやすくなめらかに仕上がります。ミキサーやフードプロセッサーがない場合は、絹豆腐をこし器に通してからチョコレートと混ぜ合わせてください。
合わせる食材で豆腐の風味をカバーする
カカオ分が高いビターチョコレートを使うほうが、絹豆腐の生臭さが気になりにくくなります。またラム酒やバニラエッセンス、レモンの皮などを加えると、風味が付いて絹豆腐の匂いをカバーできますよ。
どうしても豆腐の生臭さが気になるときは、加熱してから使ってもOK。豆腐生チョコの仕上がりが少し固くなるので、好みの食感によって調整してみてください。
冷蔵庫でゆっくり冷やす
冷蔵庫に入れ、時間をかけてゆっくりと冷やしましょう。豆腐生チョコの中まで均一に固まり、なめらかでしっとりした食感に仕上がります。急冷すると表面のみ固まってしまい、割れたり縮んだりしてなめらかさがなくなることも。また時間を置くほうが、生地全体がなじんでおいしいですよ。
よくある質問
豆腐の生チョコは木綿豆腐でも作れますか?
木綿豆腐でも置き換えて作れますが、絹豆腐を使うのがおすすめです。絹豆腐のほうがとろけるようななめらかさや舌触りが出て、生チョコの食感に近くなります。
豆腐の生チョコはチョコレートなしでも作れますか?
チョコレートなしでも作れますが、とてもあっさりした味わいに仕上がります。絹豆腐100gに純ココアパウダー60g、砂糖45gで上記レシピと同様に生チョコ生地を作って冷やし固めましょう。仕上げに純ココアパウダーを適量まぶせばOK。絹豆腐の水分量によって純ココアパウダーの量と、好みによって砂糖の量を調節してください。
豆腐の生チョコは保存できますか?
生の豆腐を使用するため、冷蔵庫に入れて保存してください。1日を目安にし、なるべく早く食べ切りましょう。
豆腐の生チョコはアレンジできますか?
タルト生地に流して豆腐の生チョコタルトにしたり、メレンゲを混ぜてムースにしたりアレンジができます。
簡単でおいしい!なめらかでとろける豆腐生チョコ
豆腐の生チョコは簡単に作れて、お茶請けや食後のデザートにぴったり。やわらかさや舌触りは普通の生チョコと遜色なく、「豆腐で作ったとは思えない」と家族にとても好評です。我が家では、子どもが食べるときはミルクチョコレートを使って甘めに。大人向けにはラム酒を加えて、風味をプラスします。
後味がしつこくないので、つい手が伸びてしまうほど。ナッツ類やドライフル―ツを刻んで混ぜても、ボリュームが出ておいしいですよ。
ライター:さとけん