初の全国展開? 資さんうどん×ファミリーマートの新商品「肉ごぼ天うどん」を食べてみた
株式会社ファミリーマートは4月29日、沖縄県を除く全国のファミリーマート約1万5900店で株式会社資さん監修による「肉ごぼ天うどん」を発売しました。
ファミリーマートでは、2023年1月から<資さんうどん監修シリーズ>の販売を開始。これまで九州地区限定での展開でしたが、第8弾となる「肉ごぼ天うどん」は全国のファミリーマートでの販売です。
さっそく「資さんうどん監修 肉ごぼ天うどん」を食べてみました。
なお、筆者は東京在住で、これまでに5回ほど資さんうどんの店舗で食べたことがあるだけ──という、言わば“にわか資さんファン”。味の評価などご容赦ください。
「資さんうどん監修 肉ごぼ天うどん」はチルドタイプ
「資さんうどん監修 肉ごぼ天うどん」の商品パッケージはシンプルで、資さんうどんのロゴが目立ちます。
ちなみに、英語表記では「Udon(Beef & Burdock Tempura)」。店舗によるのかもしれませんが、「おすすめ」のシールも貼られていました。
いわゆるチルド製品となっており、電子レンジで加熱する必要があります。500wで5分(1600wで1分40秒)としっかりと温めるタイプですね。
筆者が購入したのは東京・新宿区内のファミリーマート。製造者の所在地は「埼玉県児玉郡上里町」となっていましたが、購入する地域によって製造者は異なるのかもしれません。
何度となく改良&味の追求 その味は……?
株式会社資さんの商品開発担当者は、同商品の発売にあたり、「私どもも何回も意見や改善等をお願いさせていただきました。何度となく、改良を行っていただき、また、味の追究を行っていただいたファミリーマートの皆さん、ならびに開発担当の皆さまの結晶が誕生しました」とコメント。
その味にますます期待をしながら、いざ実食です。
ごぼうの香りを感じる?
電子レンジで温め取り出すと、まず感じたのが「ごぼうの香り」。てっきり出汁の香りがするかと思っていたので少し驚きましたが、その香ばしさに食欲がそそられます。
余談ですが、ごぼうにはメトキシピラジンという一部のワインとも共通する香りの成分が含まれるそうですよ。
さて、パッケージを取ると、一味が入っていました。
セパレートタイプの構造になっており、上に麺と具、下に出汁(スープ)と分かれています。
具は、牛肉を煮たもの、ごぼ天(ごぼうの天ぷら)が2本、ネギが入っていました。残念ながら「資」の字が入ったかまぼこは入っていません。
出汁も麺もクオリティが高い ごぼうの食感も◯
出汁は店舗で提供されるものと同様に透明感があります。甘味を感じつつも、しっかりとした味わいです。
麺はややしっかりとした歯応えを感じましたが、見た目は店舗のものと遜色ありません。
牛肉は店舗で食べるよりもやや甘く感じました。この甘味が出汁にも染み渡ります。
途中で一味を入れると、牛肉や出汁の甘さと一味の辛さのバランスが絶妙でした。
ごぼ天はさすがに衣のサクサク感はありませんでしたが、コリっとしたごぼうの食感は店舗で提供されるものにも近しい気がしました。
「資さんうどん監修 肉ごぼ天うどん」の味の評価は?
結論:これはこれでおいしい。そして、またお店で食べたくなる。
「資さんうどん監修 肉ごぼ天うどん」は、資さんうどんの店舗で食べるものとはもちろん違うのですが、少しでも近づけようとする努力はとても感じられ、チルド製品としてとてもおいしいうどんでした。
何より、まだ資さんうどんの店舗数が多くない関東勢からすると、身近なコンビニエンスストアで資さんうどんの味に出会えることが嬉しいですね。
また資さんうどんの店舗で「肉ごぼ天うどん」を食べたくなりました。ごちそうさまでした。
※2025年5月2日時点の情報です
(北九州ノコト編集部・東京支部)