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相模原市が「デジタルアーカイブ」に新たな資料を公開 3DやVRも活用し、3万点以上

タウンニュース

2次公開記念イベントのイメージ画像

相模原市が所蔵する貴重な資料群を市民がインターネットを通じて手軽に閲覧できる「さがみはらデジタルアーカイブ」上に3月19日、新たに約3万1700点もの資料が公開された。

デジタル化して今回追加された資料は約4200点。歴史的公文書約30点、図書館資料約80点に加え、歴史、民俗、天文など多岐にわたる博物館資料約29,740点など大幅に拡充。1949(昭和24)年4月25日に発行された「広報さがみはら」の第1号など広報紙約1,670点、指定・登録文化財の写真約180点も公開された。

新しいコンテンツとして、小原宿本陣のVR(仮想現実)、民俗資料「神楽面」の3Dモデル、市の歴史や文化のストーリー紹介などが追加され、自宅にいながら貴重な資料をよりリアルに感じることができる。

検索機能も充実しており、キーワード入力やカテゴリー、地域別の絞り込みにより、目的の資料を見つけやすくなった。

2次公開を記念したイベントとして4月12日(土)、相模原市立博物館(中央区高根)で「土器をスキャンして3Dモデルをつくろう」と題した体験型イベントが実施される。午前10時からと午後2時からの2回開催で、定員各回16人。参加費無料。制作した作品はデジタルアーカイブで公開される予定。参加申し込みは博物館HPから(4月5日締め切り)。問い合わせは市立公文書館【電話】042-783-8053。

小原宿本陣のVR
般若の神楽面の3Dモデル
「広報さがみはら」第1号

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