自家製飼育の「地鶏」を2種類の焼き方で食べ比べ♪ 北野の知る人ぞ知るお店『小粋料理 鶏ぃん』で至高の焼き鳥コースを堪能 神戸市
神戸北野にある『小粋料理 鶏ぃん』(神戸市中央区)は、“自家製飼育” の地鶏「アンビシャスバード®」を使った鶏料理の専門店。
ここでしか味わえない料理を目当てに、県外から足しげく通うお客さんもいる同店で、ビールがおいしい夏にぴったりの焼き鳥がメインのコースプランを取材してきました。
店主の横山さんは高校卒業後に和食の道へと進み、10年の修業期間を経て独立。歯に衣着せぬトークと細部までこだわる職人気質によって、多くのお客さんの舌と耳を楽しませています。
お店の代名詞ともいえる「アンビシャスバード®」は、150日~250日間の長期間飼育によって、肉の旨みを最大化させた同店オリジナルの地鶏。その日〆たばかりの新鮮なお肉を堪能することができます。
今回いただいた「地鶏アンビシャスバード 2種類の焼き物♪食べ比べコース」は、メインの焼き鳥に〆の一品がついたコースプランです。
コースにはオプションとして「アンビシャスバードのお刺身」を追加することも!本日は(左から)もも、むね、ヒップ、皮、白子をいただきました。
筆者のイチオシは噛むほどに脂の甘みが口の中で広がる「ヒップ」ですが、歯を入れた瞬間、旨みたっぷりのエキスがあふれ出す「白子」もぜひ味わってみてほしい♪
お刺身を楽しんでいるとメインの「焼き鳥」が登場。油の代わりにアンビシャスバードの旨みエキスをたっぷり引いた「水晶プレート」の上で焼き上げられます。
【パチパチと弾ける油の音が食欲を刺激♡】
仕上げにたまごのフレークを振りかけるのは、「目でも料理を楽しんでほしい」という思いからなのだそう。
熱々の焼き鳥は6種類の「自家製調味料」でいただきます。部位ごとに好みの組み合わせを探すのが楽しかったです♪
「ハート(心臓)」は柔らかくも弾力のある食感が心地よく、臭みもゼロ。いつまでも噛みしめていたくなる味わいに、肉質の良さを実感。
「白子」は火が通ることで中身が固形化し、噛むたびにじんわりと主張してくる旨みがクセになります。
「ヒップ」も加熱することで食感が大きく変化。ぷりぷりの身からあふれ出す上質な脂の旨みがたまりませんでした。
お肉は水晶プレートだけでなく「陶板」でも焼き上げるのが、こちらのプランの特徴。陶板で焼くと表面がより香ばしく、カリカリに仕上がるので、食べ比べるとその違いに驚くはず!
コースの〆は黄金色の鶏出汁スープに釜炊きご飯を合わせた「おじや」。スープの中には様々な部位のお肉がゴロゴロ入っています。
アンビシャスバードの新鮮たまごの旨みも溶け込んだコクのある味わいは、“鶏の魅力がすべて詰まった一品” といっても過言ではありません。
ちなみに2024年8月31日までの間、こちらのコースを電話で予約する際に「Kiss PRESSを見た」と伝えると、デザートに「自家製プリン」がサービスで付きます。ぜひこの期間に足を運んでください♪
場所
小粋料理 鶏ぃん(とりん)
(神戸市中央区中山手通2丁目12-9 プリマヴェイラ中山手 101)
営業時間
ランチ 12:00~14:00(予約制)
ディナー 18:00~23:00
※16:00~も可(要予約)
席の種類
カウンターと掘りごたつ席(最大28人まで可)を用意
定休日
不定休
TEL
078-855-6115