「マンダロリアン」モフ・ギデオン役、今後の再登場に熱意 ─ 「多くの道が残されている」とジャンカルロ・エスポジート
ドラマ(2019-)でモフ・ギデオン役を演じたジャンカルロ・エスポジートが、将来的な『スター・ウォーズ』作品でギデオンが再登場する可能性を語った。
帝国軍の残党を率いる指揮官モフ・ギデオンは、フォースの力を秘めたグローグーを狙うメインヴィラン。シーズン3ではディン・ジャリン/マンダロリアンやボ=カターン、グローグーとの対決後、基地に墜落したクルーザーの爆発に巻き込まれて死亡したとみられていた。ただし、ギデオンの死は明確に描かれていないため、ファンの間では生存説も囁かれている。
演じるエスポジート自身も、ギデオンには復活の可能性があると考えているようだ。英のインタビューで、映画版『マンダロリアン&グローグー(原題:Mandalorian and Grogu)』を指して「マンドーとザ・チャイルドに焦点を当てた大作映画の公開が控えています。私が出演するとは言えませんが、モフ・ギデオンにはもっと多くの道が残されていると思います。またこのシリーズに参加できることを願っています」と述べ、再演に意欲を示した。
『マンダロリアン』シーズン2 にて独占配信(C)2020 Lucasfilm Ltd.
これまで数多くの作品でヴィランを演じてきたエスポジートだが、ギデオンはとりわけ個人的な感情を注ぎ込んだキャラクターだったという。「結局のところ、モフ・ギデオンは権力を持つことなく、いつも肌の色について尋ねられる少年でした。“お前は白人か? 黒人か? 髪はカールしているのか?” とね。最終的に彼はこの役割を引き受け、肉体だけでなく頭脳によっても権力を得たのです。私は彼の話し方やその他すべてを力強く表現し、それが周りの混沌をコントロールする力を与えてくれました」。
再演に前向きなエスポジートは、以前もギデオンの再登場について「なんでも可能だと思います」と見解を述べ、『マンダロリアン&グローグー』についても「私が必要であれば、もちろん駆けつけますよ」といた。果たしてギデオンの再登場が実現する日は来るのだろうか?
映画『マンダロリアン&グローグー』は、2026年5月に米公開予定。キャストはマンダロリアン役のペドロ・パスカルが続投するほか、ジャバ・ザ・ハットの息子ロッタ・ザ・ハット役で、エミー賞を受賞した「一流シェフのファミリーレストラン」(2022-)のジェレミー・アレン・ホワイト、『エイリアン』シリーズなどのシガニー・ウィーバーが決定している。
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