唯一無二の現代版組踊「肝高の阿麻和利」勝連城10代目城主「阿麻和利」の半生を描く”HY SKY Fes 2025”
「HY SKY Fes 2025 & 前夜祭」が、2025年3月14日(金)より3日間にわたり、沖縄県総合運動公園多目的広場で開催された。6回目の開催となる今回は2日間で延べ2万5000人ほどが来場し、HY含む14組の豪華アーティストが舞台を盛り上げた。本レポートでは、DAY2の様子をお届けする。
HY SKY Fes 2025 DAY2の2組目「肝高の阿麻和利」は、HYの地元でもある、沖縄県うるま市の中高校生が出演する現代版組踊。
「肝高の阿麻和利」とは、沖縄に古くから伝わる伝統芸能「組踊」をベースに、現代音楽とダンスを取り入れて、勝連城10代目城主「阿麻和利」の半生を描く、いわば「沖縄版ミュージカル」だ。
本編2時間の演舞をショートバージョンにして、沖縄の伝統芸能を届けた。沖縄ならではのパフォーマンスに、特に県外からの来場者が喜んでくれたのは、彼らにもしっかりと伝わっただろう。子どもたちにとって、ビッグアーティストと同じ舞台に立つ経験は、唯一無二のものとなったに違いない。
肝高の阿麻和利 セットリスト
M1 ダイナミック琉球 short ver. M2 伝令 M3 安波節 M4 伊計離島 M5 棒術 M6 あまわり誕生~歓喜~肝高の詩 M7 肝高の詩
HY SKY Fesは「世界一クリーンなFes」を目指し、その意図を来場者に近い距離でHYメンバーが直接伝えているのもポイントだ。 SKY Fesでは、各自ゴミの持ち帰りを呼びかけているため、全来場者にゴミ袋を配布している。そのゴミ袋にはイラストが施されており、ただゴミ袋を渡されるより気分が上がるし、なによりかわいい。そんなゴミ袋にゴミを入れるのも、また楽しい思い出のひとつとなるだろう。