清水港での投げ釣りでキス24尾をキャッチ【静岡】ヒイラギの猛攻に苦戦
5月18日(土)、静岡の友人とともに、清水港へ釣行。東名道清水ICを降りて、まっすぐ合流場所の袖師埠頭へ向かう。
清水港で投げ釣り
GW後の神奈川・西湘海岸のシロギスは、半日5~10尾前後で推移。例年通りの釣果となっているが、釣れている場所は小田原周辺の深場で6~8色。冬場の定番ポイントとなっていて、浅場で本格化するのはもう少し先。
国府津海岸では、ワカシがもう釣れだしていて、さらに定置網にはソーダカツオが多く入っていて、こちらは少し違う動きをみせている。
一方、キスが好調なのは遠州灘。浜名湖周辺から御前崎までの各海岸で、30~50尾の釣果が聞かれている。駿河湾の清水周辺では20~30尾となっている。
5時前に清水港へ到着すると、ちょうど停泊しているタグボートが出船するところだった。岸壁が大きく空き、苦労もなく2人分の釣り座を確保。タックルは図参照。
ゲストが多く苦戦
第1投目を5色に投入、置き竿にしてアタリを待つ。この場所は庵原川の河口に位置しているので、川からのゴミが底に沈んでいる。さらに、流れ出た石で底の状態がきれいな砂地ではない。
遠投して積極的にサビくと根掛かりが多くなる。一方で岸壁際は、大型船の接岸に備えて深く掘っているので、2~3色付近から岸に向かって逆カケアガリになっている。
着底後、ほどなくして竿先が揺れてアタリを捉える。1投目から本命が釣れてきた。しかし、その後はいつものヒイラギの猛攻が始まる。投入ごとにハリの数だけ掛かって、仕掛けがチリチリになってしまう。それも想定の範囲内なので、仕掛けをせっせと交換してキスが釣れ始めるのを待つ。
どうも感覚的に同港は早朝はあまり釣れず、7時くらいから口を使う傾向にあるように感じる。1時間半ほど、厄介者の入れ食いが続き、ちょうど友人が到着した7時過ぎになって、単発ながらキスが釣れ始めた。
キス24尾キャッチ
友人はシーバスロットで3色付近を狙い、1尾1尾と数を伸ばしていく。私は6~5色を置き竿で、アタリがきてから巻き上げを開始する方法で釣りを続ける。
8時を過ぎると、ヒイラギが少なくなり投入のたびにキスが釣れるようになった。3連続こそなかったものの、連チャンは複数あり、18cmクラスもヒット。その後も2人で、近況を報告し合いながら、のんびり釣り続け、久しぶりに楽しい時間を過ごした。
しかし、10時ごろから正面の風となる東風が強くなり、飛距離が落ちると、キスもだんだんと釣れなくなったので11時に納竿。釣果は24尾にハゼ数尾。ヒイラギは30尾ほど。近場を丹念に探った友人は14尾だった。
<週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年6月7日号に掲載された記事を再編集したものになります。