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清水エスパルスユース「静岡ダービーに勝って参入戦に弾みを」ジュビロ磐田U−18と優勝懸け最終節<プリンスリーグ東海>

アットエス

(左から)西原源樹、小竹知恩、中山温樹、沢登正朗監督


清水エスパルスユースはプリンスリーグ東海最終節でジュビロ磐田U-18と対戦します。すでにプレミアリーグ参入プレーオフの出場は決まっていますが、沢登正朗監督は「静岡ダービーにきっちり勝ってプレーオフに臨む」と意気込みます。プロ入りが内定している西原源樹、小竹知恩の両翼と、これまでチームを引っ張ってきた中山温樹主将が昇格へ導きます。

西原源樹選手の話

―プレーオフの前に静岡ダービーがある。
「まずはダービーに勝ってからプレーオフに行きたい。気持ちの部分で勝って行くのと負けていくのは全然違う。そもそもダービーに負けてはいけない」

―今年はトップチームで経験を積んだ。
「もちろんみんな自分よりうまくて、すごい選手がいる中でやらなければいけないので、自分も追いつかないといけないという気持ちでやってきてパフォーマンスは絶対上がってきている」

小竹知恩選手の話

―トップ昇格が決まって意識の変化は。
「この前のプリンスリーグもトップチームのサポーターが来て、声をかけてくれた。トップに行く選手として見られていると実感した。もっとやらないといけないと気が引き締まった」

―残りの試合に向けて。
「去年のプレーオフで負けたときから自分たちの代の目標はプレミアリーグに上げて終わらせることだった。しっかりそこを達成して終わりたい」

中山温樹主将

―今週末の最終節は静岡ダービー。
「内容よりもまず結果にこだわって勝つ。それがエスパルスに所属していて一番求められること。絶対に勝ってプリンスリーグで優勝し、勢いを付けてプレーオフに向かいたい」

―キャプテンとして意識してきたことは。
「個人ではかなりできるいろいろなタイプの選手がいるが、もっとほかの選手を巻き込みながらチームとしてできることを要求するのが一番難しかった。個人が意識高くて個が強くても、チームが弱かったら意味がないので、チーム力を高めることを意識してきた」

沢登正朗監督の話

―トップチームと同じグラウンドで練習している。
「静岡ダービーもプレーオフも残りの試合は天然芝。慣れるために借りている。入念な準備のためにフロントにお願いして使わせてもらってありがたい。ボールのスピードや跳ね方も全然違う。昨年は(プレーオフ会場の)広島に前日入りしてちょっと慌ただしかったので、今回は前々日入りする。そこも含めてクラブに恩返ししないといけない」

―プレーオフ前に静岡ダービーが控える。
「組み合わせ上、一番良かった。ダービーがあることで新たに気持ちを入れ替えることができて、選手のモチベーションが全然違う。優勝もかかっているので、きっちり勝利したい」

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