山手町の名田博さんも出品 赤穂で「剪画展」
和紙をナイフで切り抜いて描く「剪画」の作品展が5月14日(水)から中広の日本海水赤穂ライブラリー(赤穂市立図書館)で開かれる。
姫路市網干区の小坂通泰さんが主宰する「ひょうご剪画集団」の会員展。小坂さんをはじめ神戸、加古川、たつのなど県内13人が計約65点を展示する。
出品者の一人が山手町の名田博さん(90)。会社退職後のライフワークとして剪画を始め、今年で23年目で、公募展で入賞した経歴を持つ。今展では、赤穂市立民俗資料館を題材にした「古の風が吹く」、坂越の街並みをモチーフに描いた「のれんの裏側で」など15点を出品。花に止まった蝶を描いた「一休み」はカラフルな色づかいが目を引く。
一日2時間くらい作品制作に取り組むという名田さんは「私は構図のデザインから完成まで、一つの作品に1か月くらいかかります。思い入れのある作品を鑑賞してもらえればうれしい」と話している。
5月18日(日)まで1階ギャラリーで午前10時(初日のみ午後1時)〜午後5時。入場無料。