【単純接触話法】時間をかけて相手を口説くには?【相手のNOをYESに変える ズルい言い換え事典】
時間をかけて相手を口説く
食い下がらずに何度もトライがベスト
かつては、「ブーメラン話法」という営業テクニックが効果的とされ、何かと「そう思うでしょ?でも、実は…」という説得術が効果的とされてきた。しかし、最近では、それが実はあまり効果的ではないと考えられるようになり「単純接触話法」という手法が主流になっている。
「改めてお伺いしてもよろしいですか?」といった具合に1回で相手を口説き落とそうと思わず、相手の都合のよいタイミングで交渉に臨むのだ。
この単純接触によって繰り返し会うことが、実は好印象につながるのである。確かに何度も会ううちに親しみを覚え、知り合い感覚になるものだ。しつこくならず、何度もトライが鉄則だ。
営業テクの今昔
昔はしつこく説得するのが基本
「いやいや、そんなこと言わずに…」と、できるだけ食い下がって仕事を得るのが王道だった。
あっさり諦めて持ち帰るのが現代風
「一旦持ち帰ってまた来ます」が現代風。何度も通って親近感を持ってもらうことが狙い。
【出典】『相手のNOをYESに変える ズルい言い換え事典』監修:齊藤勇