北海道で念願の「氷上ワカサギ釣り」に初挑戦!【かなやま湖】ストーブもある快適空間で快引を堪能
今回は個人的に念願だった氷上ワカサギ釣りを北海道でやってきた。その様子をお伝えしたい。
ワカサギ釣りのスタイル
ワカサギ釣りといえば、どんなスタイルを思い浮かべるだろうか。ボートや氷上、桟橋など地域や釣り場によって多くのスタイルがある。
私が拠点にしている愛知でもワカサギ釣りは行われるがボートや桟橋からの釣りが一般的だ。
本州でも長野や北関東の標高の高い所、東北地方でなら氷上ワカサギ釣りができるようだが、毎年食味に誘われて1〜2回ワカサギ釣りをする程度の私にはやる機会がない、、なんて思っていたがこの冬は冬季の北海道出張が舞い込んできた!
どうせ行くならやらないと!と意気込んで北海道入り。
とはいえ、タックルはまだしもテントや氷上ワカサギ釣りならではの道具はない。(タックルも何も持ってこなかったが。)ということでアテンドしてくれる人を探すべく、釣りしたいなぁと呟いているとなんと、現地の上席者が釣り人と発覚!お願いして連れて行ってもらうことに。
楽しみで寝付けず、しっかり寝不足での参戦となった。
手ぶら氷上ワカサギ釣り
釣り場までの道中、上席者にここら辺が「ぽっぽや」のロケ地だよ!と紹介されてつつやって来たのは北海道南富良野町のかなやま湖。
完全に余談ながら、「ぽっぽや」とは?状態。え!?知らないの!?と言われたが後程調べた所、私の産まれた頃の作品と知り上席者は遠くを見つめていた。
車を降りて滑らないのように慎重に坂を降り湖畔へ。人生初の完全結氷した湖の光景に感動しつつ、いざ湖に上陸(?)!
アテンドしてくれる上席者もワカサギタックルはあれどテントや穴を開ける道具はないようだが、そんな人でも楽しめるサービスがある。
ビニールハウスとプレハブ小屋の中間の建物が氷上にあり、そこで釣りをするとのこと。建物内の足元は氷でそこに穴が開いているというもの。
中にはストーブもあり上着は不要。外と過酷さを忘れ釣りができる大変快適な空間。レンタルタックルもあり、誰でもすぐに釣りが楽しめる至れり尽くせり状態だ。
ワカサギ快釣
5本針のワカサギ仕掛けに、下針をセット。餌は紅サシ。このところ魚は底べったりとのことで棚は錘が底を切るか切らないかのところでスタート。
スタート直後からアタリが出てすぐにヒット!綺麗なワカサギのお目見えだ!リールのハンドルの重みでワカサギを感じるのがたまらない。
その後も入れ食いとはならなかったが、群れが回って来たタイミングでバタバタっと釣れては沈黙の繰り返し。氷の穴から覗き込み、ワカサギが上がってくるのをついつい見てしまう。
今回は出張中の身ということもあり、晩飯の一品くらいの釣果で良かったので目標はあっという間に達成。数釣りこそ!という釣り物だがそれも時と場合。
後半はサイズアップ
目標程度は釣れたのでまったりと釣りを展開。北海道での釣りについて聞いてみるとやはり違う。同じ釣り方でも釣れる魚も当然違ってくる。
愛知で釣れない魚が釣れるようで見せてもらえる釣果写真が珍しいものばかり。やはり鮭が釣れるのは大変羨ましい。その他にもホッケやコマイなど、まず愛知で釣れることはないであろう魚のオンパレード。
そんな釣り談義に花を咲かしていると今日イチのいいアタリ!上がって来たのは12cmほどはありそうな良型ワカサギ!
そのワカサギは皮切りに、小型主体だった前半に対して後半はサイズアップ。何匹か良いサイズも釣れて楽しい氷上ワカサギ釣りはタイムアップ。
『Fun』を利用
今回利用したのは北海道のFunさん。
ワカサギ釣り以外にもラフティングやスノーモービルなどなど、なかなか普段できないレジャーを楽しむことができる。また宿泊施設も用意しているので家族みんなで楽しめるだろう。
釣果は数えなかったが3、40匹ほどか。素焼きと素揚げで食べたが食味は最高だった!ちなみに北海道のかなやま湖はマス類を狙った釣りもできるそうだ。結氷する季節はワカサギを餌に狙うそうだ。
まとめ
今回の釣りは氷上での釣りという機会に乏しい私にとって今回の釣りは体験価値の高いものだった。
趣味の釣りでこれだけの体験価値を覚えたのは久しぶりだ。もちろん満足度は相当高く、印象に残る釣行となった。
旅行のついでに楽しめる氷上ワカサギ釣りで美味しい思いをしてほしい。
<永井航/TSURINEWSライター>