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【カオスマップ付き】世界のAIスタートアップの資金調達動向レポート

TECHBLITZ

TECHBLITZ編集部では今回、「AI」の分野における注目スタートアップや、その資金調達動向をまとめた「AI50」レポートを作成しました。“医療”、“金融”、“自動車関連”などに分類し、世界の先端ソリューション事例を紹介しています。
※レポート本誌は、「BLITZ Portal」にて2024年4月にご利用企業向けに発刊しております。

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今後も目が離せないAIの動向

 近年、AIを核とした新しいビジネスモデルを持つスタートアップが数多く登場し、驚異的な成長を遂げています。中でも、大量のデータを学習し、それを元に新たなコンテンツを作成する生成AIの関連企業は、2022年秋にOpenAIが大規模言語モデル (LLM) を活用した対話型AI「ChatGPT」を発表したことをきっかけに注目を集めました。2023年にはMicrosoftからの100億ドルの出資というOpenAIのメガラウンドを皮切りに、AnthropicやInflection AIなどのLLMの開発企業による大規模な資金調達が相次ぎました。2023年の資金調達額を見ると、全業界が前年比42%と振るわないなか、AI業界は10%減に留まったことなどから*、AI関連企業への期待は引き続き高いことが見受けられます。 より存在感を増したAI関連企業ですが、基盤となるLLMなどのAI技術はもちろん、これらのAIを活用したアプリケーションにもさまざまなものが生まれています。チャットボットや文字起こし、クリエイティブ向けの生成ツールをはじめ、営業支援や顧客対応、業務効率化などのオフィスツール、医療分野での診断支援や製㐀業の品質管理などに用いられる画像解析、本人確認ソリューションなど、AIアプリケーションが適用される業種や業界は多岐にわたっており、急速に普及が進みつつあります。またインフラストラクチャについても、多言語対応・オープンソース・セキュリティ重視など多彩なLLMが開発されているほか、さまざまなAI開発向けプラットフォームが登場しています。 本レポートでは、世界のAI関連スタートアップの中から累計資金調達額トップ50社をピックアップし、カテゴリーに分類してご紹介します (モビリティ分野に属する自動運転関連のAIを除く) 。

*CB Insights“State of AI 2023 Report”

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「医療」「金融」「自動車関連」などの注目スタートアップを紹介

 本レポートでは下記注目カテゴリーを取り上げております。【10の注目カテゴリー】医療自動車関連金融ロボットサプライチェーンフィットネス業務支援システム構築 / ソリューション大規模言語モデル開発向けプラットフォーム その中でも今回、「医療」「金融」「自動車関連」のスタートアップを一部紹介いたします。※以下の資金調達額累計は2024年3月時点の数値となります。

医療

診断支援、効果的な治療の選択、創薬プロセスの効率化など医療の質の向上をAIがサポート。画像解析やカルテ情報解析のほか、大量の患者データを分析し個別化医療の実現にも貢献。増大する医療従事者の負担や新薬開発コストの低減にもAIが寄与している。

Innovaccer

Image : InnovaccerHP

複数の医療データソースを統合し、高度なデータベースにより患者の全体像の記録を可能にするヘルスケアプラットフォーム。新たなアプリケーションの開発支援や医療従事者間のコラボレーションを実現。
資金調達額累計:​​$379.1M本拠地:米国 カリフォルニア州 サンフランシスコHP:https://innovaccer.com/企業概要ページ:https://blitzportal.com/startups/-JKa8a2Xk

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金融

金融業務はエラーに対する許容度が極端に低く、確実性を求められるが、AIは短期間で業務の習得が可能。AIが大量のトランザクションを監視して詐欺や不正を検出したり、本人確認精度の向上に寄与するなど、セキュリティの強化と効率的なサービス提供で顧客へのメリットも大きい。

Quantexa

Image : QuantexaHP

不正行為や疑義のある金融取引を検出するデータ分析プラットフォーム。生成型AIアシスタントによりデータポイントを統合し可視化し、リスク分析の精度と速度を大幅に向上。
資金調達額累計:$370.0M本拠地:イギリス ロンドンHP:https://www.quantexa.com/企業概要ページ:https://blitzportal.com/startups/-VKQ69ljM

自動車関連

新車・中古車の自動車販売や駐車場管理に特化したAIサービス。需要予測、在庫管理といったデータ分析以外にも、セールス業務や顧客とのコミュニケーションを効率化するAIガイドとしても活用されている。顧客の嗜好と購買行動を分析し、パーソナライズされた購入体験を提供。

Metropolis

Image : MetropolisHP

コンピュータービジョンを活用した自動駐車場管理。アプリで空車状況を確認でき、ナンバープレートの読み取りによる自動決済にも対応。駐車場のモビリティーハブ化サービスも提供。
資金調達額累計:$1.93B本拠地:米国 カリフォルニア州 ロサンゼルスHP:https://www.metropolis.io/企業概要ページ:https://blitzportal.com/startups/-vXO4v4KB

 グローバルな技術トレンドの把握や、スタートアップ調査、事業アイデア創出といった場面で、本レポートが少しでもお役に立てれば幸いです。 本レポートの無料ダウンロードをご希望される方は、下記のボタンよりお気軽にお申し込みください。※新規事業開発、R&D、オープンイノベーション、商材発掘などを行う事業会社、政府系機関(行政含む)、CVC、VC、メディアに限りお渡しさせて頂いております。サービスプロバイダーもしくは弊社と同業種の方へのお渡しはお断りさせて頂く場合があること、ご了承ください。

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